メキシコ中部のプエブラ州とトラスカラ州の州境付近で、6人の男性の頭部が切断された状態で発見され、当局が捜査に乗り出した。この事件は、同国で頻発する犯罪組織による凄惨な殺人事件の一環とみられる。シナロア州でも今年、銃撃された痕跡がある20人の遺体が高速道路の橋上で発見され、そのうち5人が頭部を切断されていた。プエブラ州とトラスカラ州は治安が比較的良好とされているが、麻薬密売、人身売買、燃料窃盗に関連する犯罪組織の影響から逃れられていない。
この事件は、メキシコ国内の安全保障問題の深刻さを改めて浮き彫りにしています。治安が比較的良好とされる州で発生した今回の事件は、多くの人々を驚かせていますが、ここには逃れ難い構造的な問題があります。それは、国家として犯罪組織の影響を永久に除去するための戦略が未だに不十分であることです。第一に、より厳格な法執行と資源の適正配分が必要です。第二に、地域コミュニティに対して犯罪防止に向けた教育と支援を充実させるべきです。最後に、国際協力を強化し、組織犯罪に対処するための情報交換を進めることが欠かせません。メキシコは、今こそ力強くこの問題に立ち向かい、国民の安全と安心を確保するための道筋を示すべきです。これにより、将来の世代には安全で平和な生活を享受できるようになることを強く願います。
ネットからのコメント
1、中南米は特にですけど、むしろ世界のスタンダードはこれです。基本的に事件報道の扱いが日本とは全く違います。日本では窃盗でもニュースでメディアが取り上げますが、世界の殆どの国では殺人事件すらあまりに頻繁で数が多いので、よっぽどの内容でない限りニュースになりません。中南米は国と犯罪集団(カルテル等)が深くつながっており、真面目な一般人が普通に住めない所になってきているようです。国を捨てアメリカに移住したがるのはその表れです。仕事で各国行きましたが、日本が安心安全な国であり、世界で唯一真面目な一般人が普通に生活できる国である事は事実です。国に色々文句ばかり言っている人が結構いますけど、世界はもっと酷いですよ。個人的な感想になりますけど、日本は本当に凄い国と思ってます。
2、外国人が急激に増えることによって、彼らをルーツとした犯罪組織が多く形成されることになっていけば、日本でもこのような犯罪が起きる可能性も否定はできないだろう。全くの対岸の火事という感じはしないかな。
3、前に仲の良い友達がメキシコに旅行に行くと言うので心配して危険な所だから気を付けてね、と送り出しました。
友人が帰国し「大丈夫だった?」と、聞いたら癇に障ったのか「あのさ、メキシコはものすごい安全な国だから。旅行中も何もなかったし危険な事なんて一切ないよ、ちょっと考え過ぎだよそういうの良くない」て言われました。確かに楽しかった旅行に水を差したのかもしれませんが…。でも、メキシコのこういうニュースを良く見かけるので自分の中ではやはりメキシコは恐ろしい国だと思ってます。
4、ドゥテルテ(フィリピン前大統領)やブケレ(エルサルバドル大統領)は強権発動で治安改善を断行したが。人権問題はあるにせよ、メキシコもそれくらいしないと国家の体を保てないだろ。安心して暮らせない社会じゃそもそもの話にならん。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c7daf643519ac28befac9ca25f7ca93ad9a2d0df,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]