【事件概要】
2025年8月2日、フジテレビ系バラエティ番組『ドッキリGP』で、お笑い芸人やす子が“犬が逃げた”というドッキリ企画にかけられた。坂上忍の愛犬を預かったやす子が焦る様子を放送したが、彼女の強い口調やスタッフへの非難が「失礼な態度」として物議を醸した。

視聴者からは、犬を巻き込んだ演出や過去の事故（芸人の骨折）も踏まえ、「番組の質の低下」に対する不満の声が相次いだ。

【コメント】
犬が行方不明になるという設定で笑いを取ろうとした今回の『ドッキリGP』の企画は、もはや娯楽とは言い難い。命ある動物を扱うにあたり、視聴者の感覚とかけ離れた“ネタ”が常態化していることこそ、異常である。過去には出演者の骨折事故まで発生しており、バラエティの名を借りた「安全軽視」の演出が続いているのは深刻な問題だ。
問題の本質は、安全と倫理に対する制作側の認識の甘さとチェック機能の欠如にある。視聴率競争の中で、過激さだけをエスカレートさせる手法は、視聴者の信頼を確実に蝕んでいる。

改善策としては、①番組制作ガイドラインに倫理・安全面の基準を設ける、②動物・人間に配慮した内容チェックの第三者機関導入、③企画前に専門家の意見を必須化するなどが必要だ。
「笑い」は人を傷つけて生まれるものではない。今こそ、「安心して笑える番組」と「危険と不快の押し売り」の違いを明確にすべきだ。

ネットからのコメント

1、やす子さんのは、やす子さんがドッキリと気付いた上で動いていたのは観てた人の大半が分かってた筈。仕掛けが雑でツッコミ所が多すぎた。ドッキリバージン芸人ならともかく、ドッキリを何度もくらっている売れっ子芸人が気付かない訳がない。その上で動いていたのに、心ない誹謗中傷に遭うのは可哀想。

2、この件しつこく擦られてるけど何か裏でもあるのかね？メディアによってやす子を悪者にしたりスタッフを悪者にしたり妙なブレもみられるし。＞男性も街の人に扮したエキストラの1人でしたが、やす子さんは初対面の相手に対し、犬を盗んだと決めつけ、『犬飼ってないのに、いるって聞いたんですけど！』と、強い口調で迫る場面があったのです。

個人的には全て仕組んでそう思い込むように誘導されてるんだからやす子に落ち度は全くないと感じるな。そもそもしっかり仕掛け人を見抜いてるわけだし、これが関係無い一般人だったら見出し通り失礼態度だと思いますけど状況証拠から容疑者特定されてるわけですからね。むしろこれがもしドッキリでなくて本当の窃盗だったらよくやったって言えるレベルですよ。

3、ドッキリはかける相手が重要なんだよ。動物とかはかわいそうになるからやめてほしいかな。水曜日のダウンタウンのクロちゃん、ダイアン津田さん、パンサー尾形さんたちは本当に面白い。騙されたりあたふたしていてもかわいそうにならないのも才能だと思う。

4、ドッキリとかモニタリングって全部ヤラセだと思います。人を騙して喜ぶのは教育上良くないからやめるべきだと思う。大人がイジメを肯定してるのを子供に絶対に見せてはならない。