午前8時25分頃、ロシア・カムチャツカ半島付近で発生した巨大地震を受け、北海道から和歌山県の太平洋沿岸にかけて津波警報が発令されました。その影響で、商船三井のフェリー「さんふらわあ」の着岸が困難となり、苫小牧港と大洗港の港周辺では避難指示が出ました。フェリーは、津波警報解除まで警報区域外を航行し続け、乗客とクルーは安全に地上に向かうため努力していることがSNSで共有されました。
船員の努力に対して、激励の声が多数寄せられ、「さんふらわあ」がSNSトレンド入りしました。
船員たちが試練に立ち向かい、安全を最優先に行動している状況には、深い敬意を払わざるを得ません。津波警報の発令と港の閉鎖による影響で、港に着岸できずに海上を走り続ける姿は、まさに人々の命を守るための必死の努力です。しかし、この状況が指摘すべき点もあります。なぜ、津波警報が発令された地域で、港の施設が安全に対応できる体制を整えていなかったのか。今後、災害時のインフラ整備や警報発令後の迅速な対応体制を再評価し、改善していく必要があるでしょう。警報発令時に安全確認を徹底するための「避難指示」をスムーズに、かつ正確に伝えるためのシステムが整備されていれば、今回のような混乱を避けられたかもしれません。今後、もっと堅牢な防災体制の構築が求められます。
ネットからのコメント
1、万が一大きな津波が来た時に速度を増して津波と直角に越えていかなきゃいけない、台風が来ているせいで波が高くフィンスタビライザーを効かさなきゃいけないために停められない(停めたら乗船客が酔う)という二重苦で漂泊(停泊)できないのがなかなかに辛いところですね。台風が動き出す前に入港できればいいのですが。
2、津波被害などで、あまり悠長なことは言ってはいけないですが、このクラスの船なら沖に居ればなんの心配もない。お客さんらは予定も狂うでしょうが、操船はプロに任せて、のんびりクルーズする船に身を任せるしかできないですね…実際、騒いだところで船上ではどうしようもないし…不謹慎はわかった上でですが、ビール片手にのんびりするしかないですかね。
3、こんな日がくるかも知れないと社を挙げてシミュレーションしていることに賛辞で、それを実行していることに感謝と思います東日本の時の経験を写真等で苫小牧にて伺うことがありましたが 経験を伝えること 大切ですね
4、海上で津波に合うとなると、3.11 東日本大震災が発生後、海上保安庁の巡視船まつしま だったか、10メートルクラスの津波を乗り越える映像が印象的かなあ。
パッと見小さな画面で見ていると今一つ分かりにくいけど、よく見ると津波に対してほぼ直角に位置を取り、結構な角度で山なりに波を乗り越えていた。滅多に体験できるものでも無いだろうし、はたからみたらちょっとしたアトラクションみたいにも見えてしまうけど、津波に入る角度から航行速度を間違えると転覆したり勢い余って着水して船体にダメージが出たりとか気をつける事は色々有るんだろうなあ…。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/db75bbca5a56b26d855d667610566a52b4226eb6,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]