自民党と日本維新の会は、衆院議員定数削減法案の今国会での成立を断念しました。法案が成立する見込みがあれば会期延長を検討する姿勢を示していましたが、野党の支持を得られず困難と判断しました。16日に高市早苗首相と維新の吉村洋文代表が会談し、2026年通常国会での法案成立を目指す方針を確認する予定です。維新は政治資金規正法改正案の審議終結と全衆院議員定数削減法案の審議入りを求めましたが反発があり、国会での成立は困難です。
今後は次期国会での継続審議に向かうと見られます。

衆院議員の定数削減法案が成立できなかったことは、日本の政治制度の硬直性を示しています。なぜ、国会が国民の期待に応えるにはこれほどの時間を要するのでしょうか。これは、制度改革がいかに困難かを浮き彫りにしています。定数削減は、国民の代表数を見直し、より効率的で公平な政治体制を構築するために不可欠なステップです。しかし、既得権益を守ろうとする姿勢は、国民の利益を優先するという政治家の使命を忘れさせます。この状況を打開するためには、第一に、党利党略を超えた超党派の協力が必要です。次に、政治体制を根本的に見直し、より透明で参加型の審議過程を構築することが求められます。そして最後に、国民に対して広範な情報提供を行い、改革の必要性を理解し、支持を得ることが効果的でしょう。
政治の曖昧性が続くなら、民主主義の根幹が揺らぎかねません。国会がその役割を果たすには、実際に行動することが必要です。この断念は、変革を求める声の強靭さに気付く良い機会とすべきです。
ネットからのコメント
1、まあこれが、通常運転なのでしょう。身を切る改革、やるわけがないと思います。政治かもキャリア官僚も皆同じ、議員定数削減はしないと思っていました。本当にやるのなら、本気で何度もやることが大事です。世論も、その内後押しをするでしょう。
2、発想の転換を求めます。あくまでも国会議員の予算=報酬総額を1割削減するのが目的です。定数削減では無く国会議員全員の報酬を1割カットしても同じことなのです。地域によっては議員が居なくなる事も有る定数削減より報酬カットの方が良いと思います。
3、日本維新の会は何のための連立政権であったのか。約束を果たさない自由民主党とは連立などあり得ないと思います。連立離脱して、打倒自民党政権と徹底的に戦うべきでは、と思います。
4、維新も、自分たちの独自色を出したいのだと思うのでしょうけど、どうにも議員削減法案は喫緊の課題とも思えない。
それよりも、もっとさらに歳費の使い方にメスを入れるか、消費減税など先にやってほしいことが山のようにあると思いますよ。やっとガソリン減税が動き出して、時間はかかったけれども、このようなことをどんどん進めてもらいたい。まぁでも維新はこれからどうするんでしょうね。大阪だけではどうしようもないから、連立を組んだんでしょうけど、なんだか、独りよがりな感じがどうにも否めない。こういうところがなかなか支持に結びつかないんでしょう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/12ec8844a5703cd4cc10ce40cd65610415274f95,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]