石破茂前首相がBS-TBS「報道1930」において、自民党と日本維新の会が提出した衆院議員定数削減法案について意見を述べた。この法案は、1年以内に結論が出なければ、公選法を改正し、小選挙区25、比例代表20を自動的に削減するという内容を含んでいる。石破氏は、過去の政治改革の経緯を振り返りながら、議員定数削減という「身を切る」改革に対する国民の支持が59%と世論調査に表れていることを指摘。
しかし、代表の数を減らすことで民主主義の質が本当に向上するのか疑問を呈し、議会の質を向上するための議論が必要であると強調した。また、一部野党がこの法案を「乱暴だ」と批判していることについても、1年以内に結論が出なければ自動的に削減するというルールに対する懸念を示した。

これは批判が必要な内容です。
議員定数削減法案は、民主主義の基盤を揺るがす危険が潜んでいます。「1年以内に自動削減」という強制的な制度は、議論を阻み、政治の質を下げる恐れがあります。国会議員は納税者の代表であり、その数を安易に減らすことは国民の声を弱める結果を招く可能性があるのです。その本質は、議会の質を上げるために必要な透明性と徹底した議論を欠いていることです。そのうえで、以下の解決策を提案します。第一に、議員定数を減らす前に、議会運営の透明性を高め、情報公開を徹底すること。
第二に、民意を反映するための公聴会を増やし、多様な意見を集約できる場を設けること。第三に、新たな技術を活用し、議会への国民参加を容易にし、議員数の有無に関わらず国民の声が届く仕組みを構築すること。このような改革によって議論の質を高め、真の民主主義を実現する道を進まねばなりません。安易な削減は、制度本来の目的に逆行します。今こそ、日本の政治に真の改革が求められています。
ネットからのコメント
1、納税者の代表が多くて、何か一つでも良い事が有るのか?野次と批判を繰り返すだけで、国家国民の為に働いてる様には思わない。官僚が取り纏めるだけで、国会議員は官僚の答弁書を棒読みするだけで、政策の中身すら解らない議員も多い。半ば強引に実行しなければ、何年経過しても決まらないだろう!議員定数削減で自分達が痛みを伴うのに、時間を掛けても賛成するとは思えません。本来なら参議院と比例代表制度を廃止して、衆議院小選挙区を増やした方が良いと思います。
2、議員定数の削減に大賛成です。 単純な話、議員の数が減れば、その分だけ本会議中に居眠りをする議員の数も減らせますから。
「議論の質」とおっしゃいますが、人数が多い今の状態で質が高い議論ができているとは到底思えません。量より質と言うなら、まずは少数精鋭でしっかりと働いて結果を出してください。数が減って困るのは、既得権益を持つ政治家だけではないでしょうか。
3、真面目に仕事しているのなら誰も減らそうなどと思わない。国会では居眠りばかり、夜は税金で贅沢三昧の会食、ハイシーズンになるときまって海外視察、親族の会社にお金を落としたりとか… そんな穀潰しばかりだから減らそうとなってることが、この人には分からないんだろうね。
4、無駄議員を削減することに反対意見なんてある?国会中に居眠りしてる議員がいる時点で必要な人数をオーバーしていると思う納税者の代表とか表現してるけど都合のいい時だけ国民に寄り添う素振りはしないで欲しい納税者から集めた税金は無駄金じゃないので適切に扱って欲しいよね
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5c48645d5e6d291fcaccefe294b4b267ec38683c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]