JR東日本は、来年7月から関東や東北にある12のエリア組織を再編し、36の事業本部に細分化することを発表した。この再編の目的は、地域のニーズに対応したサービス提供の強化である。これにより、地域密着型の経営が可能となり、台風などの輸送障害時にも迅速に対応できる体制が整うと期待されている。喜勢陽一社長は、「お客さまの意識と異なっていた国鉄の組織を刷新し、収益と生産性向上を目指す」と述べており、組織再編はJR東日本の新経営ビジョンの一環として位置付けられている。
この組織再編は、長年にわたり続いた国鉄時代の体制を根本的に見直すもので、地域ごとの独自性やニーズをより反映した柔軟な運営が求められる時代に対応した決断といえるだろう。
ネットからのコメント
1、ちとよく言ってることが分からない。細分化?極度の合理化の間違いだろ??トップと現場、利用者との乖離がますます出てきそう。JR東日本は公共交通事業を担ってるっていう意識の無い会社になってしまったと個人的には思ってる。不動産や都市開発には見境なく、カネも人も導入するが、本業はなんとか少ない人員で手を抜けないかと模索してる感じ。だから鉄道に関してはここんとこ車両故障系も含めての事故が多い。この会社にいま必要なことは、国鉄からの分割民営化した時の、原点の気持ちに返ることなんじゃないかと、個人的には思う。
2、次に大事故を起こすのはこの会社ですかね?現場との乖離がますます激しくなり意味不明の次元に到達した感があります。マーケティングを打ち出している割に、消費者(利用者)の意識とも埋め難い大きな溝があるし、迷走しているのが誰の目からも明らかです。「本業に専念」今求められているのは、これに尽きるのでは?
3、JR東日本の組織再編は、地域密着や迅速な対応を掲げていますが、都市部では「マーケットの匂い」を敏感に拾い、商業施設やマンション開発に生かす狙いもあるのではないでしょうか。駅ナカ・駅ビルに続き、沿線価値を高める動きが一層強まるように感じます。鉄道事業の効率化と地域密着をうたいながらも、都市部での不動産収益の拡大を見据えての動きではないでしょうか。
4、行政区分で分けていたというのは、少し誤りかなという気がする。どちらかといえば、旧国鉄の鉄道管理局を継承していましたよね。今後の事業本部制度によって、更に乗換えが細切れになるとか、フリー切符のエリアが狭小化するとか、そういうのは困る。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/170e0b6bda5a1aa568191115a7b1345aad439b24,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]