今月1日に東京都内で行われた日本野球機構と12球団の実行委員会では、クライマックスシリーズ（CS）のルール改定が検討された。ファイナルステージでの「アドバンテージ問題」は主な議題となり、リーグ1位球団に本拠地開催と1勝アドバンテージがある現行ルールが見直される予定だ。しかし、現場ではこの他にも「期間短縮」に対する改善要求が強まっている。

セ・リーグとパ・リーグの公式戦は10月4日および6日に終了したが、CS初戦は同11日からであり、試合のない期間が選手の調整やファンの関心に悪影響を与えている。この問題の解決が求められている。

クライマックスシリーズ（CS）に関する問題は、日本プロ野球の制度上の欠陥を浮き彫りにしています。公式戦終了後の長い空白期間は、多くのファンや選手にとって興奮を冷ます要因となり、ポストシーズンの質を低下させています。メジャーリーグのように、公式戦終了後すぐにプレーオフに移行する仕組みを導入することが求められます。また、リーグ優勝の重みを軽視する現行ルールは見直しが進んでいるものの、CS全体の運営も同様に改革が必要です。具体的な解決策として、日程の見直しを行い、公式戦終了からCSまでの期間を圧縮すること、球団側と協議し柔軟な日程調整の枠組みを構築すること、ファンや選手の意見を反映させるプラットフォームの整備を進めることなどが考えられます。

これらの提案を実行することで、日本プロ野球のポストシーズンはより活力に満ちたものであるべきです。選手やファンの期待に応えるために、改革は待ったなしです。球界全体が足並みを揃えて変革を進める必要があります。

ネットからのコメント

1、メジャーは昔から9月末あるいは10月1日には全日程を終了するようにしてますね。消化できない場合はそれでRS打ち切り、という建前ですが。実際にはダブルヘッダーをやったり無理に押し込んで試合を消化してますね。日本の場合には選手会との協議も必要だろうし、簡単にはいかないのでは。その昔はパリーグのプレーオフをやっている裏で消化試合を開催してた事もありますが。

2、MLBと比べてレギュラーシーズンからCSまで間延びするというのは、確かにそうだけど。まず日本とアメリカでは雨の日数が違う。その上でMLBは雨天時に1時間以上中断して消化させたり、ダブルヘッダーを組んでって事を積み重ねて期間内に終わらせている。NPBで言うと中止になった試合を直後の月曜日にやるとかも必要になってくる。商売上、美味しくないからそういう事はやらない前提の今のスケジュールになっている。

今年はたまたま順調に消化されたけど、雨が多いと消化できるか危ぶまれる年もある。

3、そもそもリーグ優勝の価値が軽視と言うならCSを止めればいいのでは？　それに現時点で優勝チームには１勝+ホーム開催と言う２つのアドバンテージがある。それで優勝チームが負けたのならそれはその時点での実力だと認識するほうが大事だと思います。

4、ホークスファンの私に言わせれば、今更？です。ファイナルまでの間隔が空き過ぎ。今のようにやるのであれば、全日程終了のケツをちゃんと決めて、その翌日から移動日なしで2位チームの本拠地で開催しないと。その位のキツいハンデは必要です。最大3試合で、その翌日からは移動日なしでリーグ優勝チームと当たる。それくらいリーグ優勝は尊いんです。