2023年9月にミス・フィンランドに選ばれたサラ・ザフチェさん(22)は、人種差別問題を巡り称号と王冠を剥奪されました。彼女はSNSに「中国人と一緒に食事中」と書き添え、人種を揶揄するような写真が投稿され、結果的に批判を浴びました。釈明として「頭痛でこめかみをマッサージしていた」と説明しましたが、フィンエアーのビジネスクラスでの発言が悪化を招きました。
8日、ザフチェさんはインスタグラムで謝罪し、活動の一時中断を表明しました。組織委員会は2位のタラ・レトネンさん(25)を新ミス・フィンランドに選び、「称号の価値観に反する」と説明しました。

今回の事件は、個人の迂闊な行動が社会に与える影響を示しています。人種差別は公の場で容認されるべきではなく、今回の一連の事件は、その深刻さを再認識させます。常識が問われる時代に生きる私たちは、何を持って他者を侮蔑するのかを真剣に考えるべきです。ミスコンの参加者には社会的責任が求められますが、それは称号だけではなく、行動基準にも反映されるべきです。これを機に、教育や啓発活動を通じて、多様性への理解を深め、多くの人が偏見や差別を乗り越える方法を見つける必要があります。透明性のある取り組みで、多様性尊重社会を築くことが重要です。
この一件は、価値観を検証し、新しい行動基準を定める良い契機となるでしょう。
ネットからのコメント
1、ただの冗談なのに剥奪は厳しすぎる、と国会議員までもが同じ吊り目ポーズの写真をSNSに掲載している。しかもそれは1人ではない。フィンランドという国は人権意識が低い国であることがよく分かった。
2、人権先進国なんて自称してるが、この騒動でフィンランド国会議員が相次いでツリ目ジェスチャーして「こんなものはただの冗談」と投稿してる始末。フィンランド教育も実は学力向上に効果がないと最近の追跡調査で発覚してたり、北欧の幻想が次々と崩れている。
3、米国企業に勤めてたけど欧米人によるアジア人差別は無くならない。上辺ではracial equality (人種平等)とか格好いいことを言うが、パーティーでは欧米人だけで群れを作るし(=アジア人を排除)、人員削減の時も圧倒的にアジア人比率が高かった。
4、日本にいるフィンランド大使も ツリ目を人権擁護だと、わざわざSNSに投稿したんでしょ。自分達の都合が良くなるようスポーツのルールを変える北欧の国の論理なのかね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/13c7f40f6b39cdf49bdb9813b3616bd88ef02cf0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]