日本維新の会の吉村洋文代表は、議員定数削減法案が今国会で成立の見込みが立たないことに対し、強い不満を示しました。15日、吉村代表は衆議院の政治改革特別委員会で企業・団体献金法案の質疑が行われている中、定数削減法案の審議を求めましたが、野党側は「審議が不十分」として応じない姿勢を示しました。吉村代表は、「スピード感がない」と怒りを示し、「このままで終わるのか」と疑問を投げかけました。

企業・団体献金に関する結論が出ない限り、定数削減の審議は進まないとのことです。また、16日に高市首相との会談を予定しています。

この事態は、日本の政治革新と透明性を求める多くの国民にとって失望であり、国会の意思決定プロセスが遅滞していることは不安を感じる要因となるでしょう。議員定数削減は政治改革の一環であり、構造的な改革の必要性を示しています。しかし、こうした改革の遅滞は政治的利害によって進展が阻まれているように見受けられます。まず、国会は審議のスピード感を上げ、定数削減法案を優先的に採決することが求められます。次に、企業・団体献金の問題を早急に解決し、透明性を確保することで、議員活動が公正に行われる基盤を築くことが重要です。さらに、国民との対話を強化し、政治的プロセスに対する信頼を回復するための努力を続けるべきです。

現状は国家の進化を妨げており、議論と行動の促進が必要です。それにより、革新が実現し、公平で効率的な政治が目指されるべきです。

ネットからのコメント

1、まあ国会議員ではない党首がいくら話しても説得力はないですが。維新がはっきり献金について方針を出さないのが、そもそもおかしいでしょう。国民は良く見ているので、与党になったからとこれまでの選挙で訴えてきたことを覆すようであれば、離れていくのは当たり前で、維新は次の選挙はかなり厳しいと思う。

2、これだけ次々に金銭スキャンダルが噴出している今の与党の党代表がその責任を全部放置したまま他人事のように吼えていることこそ茶番劇だろ。自分らの共同代表の藤田を除名するなり、高市に辞任を要求するかあるいは刑事告発するなり、改革に本気ならやれることはいくらでもあるはず。

3、維新は定数削減を連立の絶対条件としていました。しかし吉村代表は法案が成立しなかったとしても、連立離脱するとは明言していません。もめることがわかっている定数削減が協議中であるとし、連立に留まる手段にしているのだと考えられます。

これは自民党にとっても、難航した方が時間の引き延ばしができますから、まったく困りません。さらに政治と金の問題から、有権者の目を逸らすことができます。自分達の既得権益を失う可能性のある定数削減を、政局のネタに利用するだけで、本気で実現したい政党はいないと考えられます。身を切る改革ヤルヤル詐欺の茶番です。

4、今審議しているのは企業団体献金の是非について与党、野党が議員法案として協議している。今日は参考人招致を行い、その後採決するのかまだまだ協議するのか決まるでしょう。維新は自民党の合意書に企業団体献金は廃止といっているくせに与野党が討議しているにも拘らず、一切協議に加わらず別の議員定数削減という議員法案を審議すべきだと言っていること自体全くおかしいと言わざるを得ない。何故、参画してこの法案を決着したうえで次の法案を審議すればいいだろう。早い話がいろいろクレームをつけているが連立離脱なんかできもしない。格好つけるんじゃない！