8月18日午前10時頃、大阪市中央区宗右衛門町の飲食店が入るビル2棟で火災が発生し、消火活動中の消防隊員2名が亡くなりました。火災の拡大とバックドラフトの発生が原因とされ、密閉された空間に酸素が急激に入り込み爆発したことが調査で判明しました。ビルは看板広告を介して火が隣のビルに燃え広がり、事前の消防検査で法令違反が見つかっていたことも問題視されています。
大阪市消防局は火災原因と安全体制の欠陥を検証する委員会を設置し、中間報告を12月中に公表予定です。

この事件は大阪市の消防体制の深刻な欠陥を露呈しました。度重なる行政指導にもかかわらず、ビル側は必要な改善を怠り続けた結果、貴重な命が失われるという重大な結果を招きました。まず、消防法令違反への厳しいペナルティの導入が必要です。定期的な避難訓練の義務化とその実行状況を厳密に監査するシステムも緊急に整備すべきです。そして、不備を見つけた際の迅速な改善の確保のために、違反時の即時営業停止措置を検討すべきです。この事件は消防体制の不備のみならず、公共の安全に対する軽視を浮き彫りにします。適切な対策を講じなければ、今後も同様の悲劇が繰り返される可能性があります。価値ある命を守るため、迅速かつ効果的な改革が不可欠です。

ネットからのコメント
1、亡くなられた消防隊員のお二人に、まず深い哀悼の意を表します。バックドラフトという極めて危険な現象が想定される現場において、なぜそのリスクを十分に排除できなかったのか、検証は極めて重い意味を持つと思います。特に看板設置や防災設備の不備、是正されなかった法令違反は、民間側の安全軽視が最前線で命を張る消防隊員にしわ寄せされた構図に見えます。現場で殉職することが「やむを得ない犠牲」であってはならず、再発防止のためにも、責任の所在を曖昧にしない徹底した検証と制度の見直しを強く求めます。
2、昔、カート・ラッセル主演の映画「バックドラフト」を観て、その恐ろしさを知ったけど、消防士の皆さんは何時なんどきこんな現象が火災現場で起こっても不思議はないという事を肝に銘じながらの消火作業をするしかない恐ろしい火災現場で火と対峙する消防士の皆さんの勇気に敬意を表しますが、まずはご自身の身の安全を第一に日々活動して欲しい
3、昔ユニバーサルに映画バックドラフトのアトラクションがあり、映画自体は知らなかったんですがアトラクションと言えすごい見応えのあるものでした。ユニバーサルも今ではだいぶ変わってしまいましたが、あぁいったものは勉強にもなるなと思います。亡くなられたお二人のご冥福をお祈りします。
4、素人でも知ってる現象を隊員が知らないわけがない命がけで火災や救助を行ってくれている方々の安全のために、調査の結果が今後の活動の更なる安全対策に活かされて欲しい
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5f7c236b2df72ad0177174c099b5ec4df2d14f87,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]