事件概要
2025年8月9日から11日まで、マクドナルドのハッピーセット「ポケモン」ポケモンカードキャンペーンが実施されたが、初日から一部店舗で在庫切れが発生。特に、転売を目的とした大量購入が確認され、店舗周辺で混雑や購入品の放置・廃棄が問題となった。
これにより、マクドナルドは公式サイトで謝罪し、再発防止策を発表。具体的には、販売個数制限を強化し、モバイルオーダーやデリバリーでも購入数制限を設けるなどの対策を講じるとした。また、悪質な転売行為を行った顧客への公式アプリ退会処理も行うとしている。
コメント
今回の事案は、マクドナルドが掲げる「家族に楽しい食体験を提供する」という理念に反する行為であり、社会的な問題を浮き彫りにしています。特に、転売目的での大量購入が引き起こした混乱や、店舗での放置された購入品が社会的に受け入れがたいことは明らかです。このような行為は、消費者に公平な機会を提供するという基本的な商業倫理に対して重大な裏切りとなります。再発防止策には期待しますが、単に規制を強化するだけでなく、消費者教育や、転売行為に対する社会的な認識を高めることも求められます。
企業側が消費者との信頼関係を再構築するためには、根本的な問題への対応が不可欠です。
ネットからのコメント
1、この問題は経営判断の過ちであり、過去何度も問題があったことを矮小化して捉え、短期的利益の追求に走った挙句、会社の価値を損なった。取締役たちの責任は重い。なぜ止めることはできなかったのか、転売ヤー対策よりも、もっと深刻な会社の意思決定に関する真因分析が必要だ。上級執行役員チーフマーケティングオフィサーはその責任を全うするためにも、振り返りと再発防止をステークホルダーに説明しなければならない。
2、この企画を立案した担当者と、最終決裁を下した人物の判断は、組織として存続する価値を根本から損なった。転売、買い占め、食品廃棄、現場の混乱。これらの事態は事前に予測できたにもかかわらず、売上や話題性を優先して実行に踏み切った。過去にも同様の事案がありながら、何の改善も行わず同じ過ちを繰り返している時点で、責任感も倫理観も存在しない。この結果は偶然でも一度きりの失敗でもない。判断者の価値観と姿勢が招いた必然である。
3、第二弾、第三弾が控えてるのに、この時点で具体策が出て来ないなら期待は薄いですね。ここ数回のコラボで分かりきってた事象なのに、ここまで対策を打たなかった(今も具体策は出てない)は問題だと思います。「売り上げが予想以上」ではなく、「批判が予想以上」と言う感じでしょうか。これじゃ不信感は消えないし、期待もされないと思います。
4、サービス提供の品質管理として、今後は電話の録音だけでなく、店頭のカウンターやドライブスルーにおいても監視カメラをこれ見よがしに設置し、本当に録画もしながら毅然と対応していくべき。ホントはマイナンバーカードひとつに1品だけ販売するなどの対策も考えた方がいいと思う
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8413aca25a90cbe9f0f6743f8da44ffdb19b15b0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]