福岡市の高島宗一郎市長は、政府が推奨する「おこめ券」配布について問題視し、9日の会見で意見を述べました。おこめ券の発行には1枚あたり60円のコストがかかり、さらに自治体が配布する際のコストが国民負担となることを指摘し、手数料の減少に意識を向けるべきと訴えました。福岡市は、おこめ券を配らず、下水道使用料の2カ月分無料化を選択。
これはほとんどの家庭に恩恵が及ぶことと、コスト削減を背景としています。高島市長は、国がマイナンバーなどのデジタルを活用し直接給付する仕組みを構築しすべきだと強調し、汎用性の高い政策を求めました。

現行の経済対策に対しては批判が必要です。まず、政府が推奨する「おこめ券」配布の実態は、国民への直接支援という目的を半ば損ねています。一枚500円の券に対し、発行コストだけで60円が消える現状は異常です。この非効率さは、国がその場しのぎの対応で地方自治体に負担を押し付けている顕著な例です。問題の本質は、制度が消費者の実際のニーズに合致していない点にあります。デジタル化が進む中で、マイナンバーを利用した直接給付の仕組みを導入しない限り、同様の問題は繰り返されるでしょう。解決策として、まずはデジタルプラットフォームを活用した給付金の直接配布を早急に推進することが必要です。
次に、地方自治体との連携を強化し、実行可能な施策を共同で策定すること。最後に、中間管理コストの総点検と削減を迅速に行うべきです。国が取るべき方針は、税金を真に国民のために活用することであり、そのための政策決定には慎重かつ大胆な改革が不可欠です。




ネットからのコメント
1、市長のおっしゃる通り、米は、新大臣さんのおかげなのか、一向に安くなりません。その高いコメを割り引かれたお米券など支給されて、どうすんの️野菜からパン、うどん等食料全体が値上がりし続けているのに、本質を見極めた支援策の展開を切望します。
2、この大臣は駄目ですね。そもそもお米券は金券、お金に換金できます。まさしく、お米だけでなく他も補償すべきです。それならやはり消費税を安くすることが一番望ましい。そんなことも分からない縦割りな農水族が大臣やってもお米は安くなりません。
3、ハッキリ言って「おこめ券」なんて強制的に高い米を買わせるための仕組みでしかなく、消費者が多少お得感を感じた所で、自治体に負担を強いた上に税金負担分含めJAの懐に入るだけのもの。こんなものが「JAを儲けさせる為の仕組み」以外の何なのか?あの大臣は「価格は市場が形成するもの」と言ってた訳だから、こんな「主食である米を国民が高くて買えない」状態を解消するなら、「国民が買える価格になるまで買わない」のが正しい「市場価格」のありかたであって、「おこめ券」は逆に価格が適正値になる妨げでしかない。
一体誰があんなのを大臣に…と言うか国会議員にしたのだろうか?
4、予算委員会で立民の議員が、総理にコメについての質問をしたが、高市氏は「おコメ券の大好きな農政大臣にこたえてもらいます」と鈴木大臣に振ったのですが、自民党の中から笑いが聞こえたが、笑っている場合ではないと思う。まるで高市氏はおコメ券については関係ない風を装っているが、きちんとこれについても高市氏が国民に向けて答えることが総理としての誠意ではないか。野党も総理の見解を聞くべきではないか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1150e7e1ea13edebe691ba8acecf5ef36616e73c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]