トランプ米大統領がベネズエラを出入りする制裁対象の石油タンカーに全面封鎖を命じたことに対し、中国の王毅外相はベネズエラのイバン・ヒル外相との電話会談で、「一方的ないじめ」に反対すると明言した。中国外務省によれば、王氏は全ての国が自国の主権と尊厳を守る権利を持ち、ベネズエラが他国との互恵的な協力関係を自由に構築できる権利を持つことを支持するとした。
中国の発言は、米国の外交政策に対する批判とも取れる強いメッセージである。

この問題の本質は、国家間の権力関係と制裁の濫用にある。制裁が国際社会に与える影響を再評価すべきであり、それを行う国が国際合意を無視するのは受け入れ難い。まず、国際社会は制裁の効果と倫理性を厳しく検証し、誤った武力行使を避けるべきである。次に、各国は自国の利益を理由に他国の主権を侵害しない姿勢を国際的に確立させる必要がある。最後に、対話を重視し、共通の利益を探る外交努力を惜しまないことだ。
価値観の対比として、このような行為は一国の利益を守るために他国を犠牲にする手法であると同時に、この傾向が続けば、世界中で同様の一方的行動が常態化する危険性を孕んでいる。一方的ないじめを許さない国際的な協調が求められる。
ネットからのコメント
1、おっしゃっていることがよくわからないのが、「一方的ないじめ」とか、米国では麻薬で数十万も亡くなっていると聞きます。やり方は過激かも知れませんが、いじめをやめさせるために実施しているので、一方的ではないと感じます。
2、日本のメディアはあまり報じませんが、今回の全面封鎖は、中国が支援している「ベネズエラの対米麻薬テロ攻撃」に対する米国の自衛権行使として実施されています。米政府が議会に示した証拠では、中国政府がフェンタニル原料をベネズエラへ輸出する企業に補助金を与え、国策として麻薬テロを支援している実態が確認されています。さらに、ベネズエラ軍中枢の「太陽のカルテル」が現地の中国系化学企業と連携している証拠や、軍管理下の港湾や滑走路を密輸拠点として提供している通信傍受や衛星写真も提示されています。毎年、10万人以上の米国民がフェンタニル中毒で亡くなっています。対米麻薬テロ攻撃を支援しておいて「一方的ないじめ」とは・・・
3、これは、明らかに外交的に味方が少なくなってきたことを意味している。王毅は実質他の誰よりも習近平のスポークスマンでありその言う内容は習近平の本音と考えられる改革開放路線の鄧小平を親の仇と憎む汚職摘発屋上がりでカリスマの無い習近平は、当初汚職まみれの人民解放軍企業体の東南アジア進出に対して、一帯一路構想で中央アジアからアフリカまで利権獲得や政治外交支配しようとしたが実質失敗した原因は中国側が相手の首根っこを押さえて~たとえば先進国向けレアアース輸出、後進国向け融資による借金漬け、ロシア北朝鮮など全体主義国家への軍事援助だったりする~優位に立とうとする姿勢があからさまだからだそしてこの前ついにプーチン本人まで対中国包囲クアッドの一環のインドを親善訪問した。
これでは外交的孤立につながる。無論日本も今親中派が減って連立与党から中国共産党と親密な創価公明が外れた。かなり内情は苦しいはずだ
4、中国の外相は各国に告げ口外交を繰り返し、更に、連日、懲りずに圧力、威嚇をして自ら「一方的ないじめ」をしている者の発言など、片腹痛いだけ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4183f1e6c53d8769e0559b1cbc9c8db6b34311ea,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]