ホワイトハウスの歴代大統領の肖像展示で、バイデン前大統領に対する説明文が物議を醸しています。9月に西棟の外側通路に設置された展示では、バイデン氏の肖像として自動署名装置「オートペン」の写真が使用され、プレートには「史上最悪」や「災難を招いた」といった酷評が追記されています。これらの表現はトランプ氏の主張を反映したもので、敬意を欠くとして批判を集める可能性があります。
一方、トランプ氏に対する説明文は肯定的で、彼を称賛する内容です。

この状況は、現代政治の分極化を象徴する問題のひとつです。歴史的に高い立場にある大統領の肖像展示は、敬意と事実に基づくものであるべきですが、今回のケースはその両方を欠いています。この展示が示すのは、アメリカ社会における分断の深刻さです。まず、国民の信頼を取り戻すために、歴史的展示物は厳密に中立性と事実に基づいた内容である必要があります。また、政治的主張を分かち合う場としてではなく、教育的な敬意を示す場としての価値を再確認することが重要です。政治的偏見による公的展示は、歴史や事実を歪曲し、社会的信用を損なう可能性があります。これを防ぐため、第三者機関による評価と監査の仕組みを導入し、公平性と客観性を保つことが求められるでしょう。
価値観に基づく政治的偏見が公共の場で表現されることは、アメリカの社会的価値観に対する大きな挑戦です。
ネットからのコメント
1、生き残るためにどんなに力が必要でも、持つ者の理性が歪むとこんなに醜くて恐ろしい事になるのかと実感させるのが今のアメリカ大統領だと思います。前任者への敬意もなく、自分を批判する者、反対する者を持っている権力を徹底的に使って押しつぶそうと糾弾して責め立てる。むかしむかし、暴君の横暴の的にされないよう、息をひそめたり、貢ぎ物で難を避ける時代というのが世界各地にありましたが、あくまで歴史のお話でした。現在、リアルタイムでそれを見る日が来るとは思いもしませんでした。
2、トランプが就任してからいいことが全くない。日に日にその言動はひどくなる。グリーンランドを買収、カナダをアメリカの州に、メキシコ湾をアメリカ湾に。ロシアとウクライナを1日で停戦へ、エプスタインファイルを公開しぶる、ホワイトハウスの施設を改悪する、公海上での暴虐などやり放題。トランプを取り巻くスタッフはゴマすりだらけ。アメリカ国民よ選んだ責任において何とかしてほしい。
3、もう凄いの一言だわ。いつまでもいつまでも前大統領の悪口を言い続けて、自分の事は美辞麗句で褒めたたえる神経。このトランプという男、一体どんな精神構造で出来ているんだろう…。これで一国の、いや大国アメリカの大統領に選出されたのが不思議でならない。恐ろしいことにまだ3年も任期が残っている。
4、就任からもうすぐ一年経つと思うが、いつまで前任の批判を続けているのか。中間選挙への焦りなのか個人的な因縁なのか、どちらにしろトランプは自分が責任を負う立場であることを認識すべきだ。そもそもバイデンの前の大統領は自分だったのだから、その理論でいうとバイデン政権の失敗は一期目の自分自身に原因があったということにもなりうる。世界最大の幼児に大人になるという概念はないのだろうか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2b4b42fb6f6b6e960a999b4e0f496d6e8e27b2fa,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]