2025年の「ミス・フィンランド」に選ばれた女性がSNSに投稿した“つり目ポーズ”が大炎上しました。写真には目尻を引き上げたポーズと「中国人と一緒に食事」というコメントが含まれ、アジア人差別として批判が集中しました。女性は釈明し謝罪しましたが、ミスのタイトルは取り消されました。この騒動は政界に飛び火し、フィンランド議員が同様のポーズをSNSにアップする事態に。
フィンランドのオルポ首相は批判を表明し、議員の処分は所属政党に委ねられました。日本のフィンランド大使館も声明を出し、平等と差別撤廃の推進を表明しています。

今回の出来事から明らかなのは、社会として敏感であるべき人種差別問題が軽視されているという実態です。特に公の立場にある者が、無神経な行動によって本問題を助長することは重大です。差別的行動に対する無理解は、教育や啓発の不足に依るものが大きいです。差別防止プログラムの導入、職業倫理に関する明確なガイドライン設定、多様性と包摂性を理解する教育の強化の3点は、即座に取り組むべき対策です。こうした対策は、未来世代に恥じない社会を築くために不可欠です。価値観の誤りを糾し、品位と尊重の文化を再確認することが求められています。
ネットからのコメント
1、フィンランドは親日国と一般的には言われてるけど、心の奥底ではアジア人を差別し、他のヨーロッパ人と同じく白人至上主義だということ。
そんなに驚くことではないし、そういう人達だと思って接すればいいんじゃないかな?
2、この写真、一生付き纏うね。軽い気持ちでやったんだろうけど、とんでもない代償を払う事になった。一瞬立ち止まって考えると言う事が如何に大事か。我々も肝に銘じなければならない。
3、過去にダウンタウン浜田がお笑いのネタとしてエディマーフィーのコスプレをした際に肌を黒く塗ったことで「黒人を馬鹿にしている」と欧米の人権意識の高い方々から大バッシングを受けました。そういう過去があってのこれですよ。他人を責める時はうるさい癖に自分たちの行為は「身体的特徴を表しただけ」とか「ちょっとしたジョークにムキになるな」と開き直る。アジア人を侮辱されたことよりもこういう卑怯なダブスタに失望している、ということを理解してもらいたいですね。
4、かつて世界一の教育国、ノキアなどの先進企業により景気も絶好調だったフィンランド。それも今は昔のこと。今や人口減と不況に苦しみ、教育どころか経済も非常に苦しい状況。若年層の失業率、貧困率は高く、そうなると当然、保守層が台頭し、今回のような差別騒ぎが頻発したり、移民排斥などが起こっている。
このままだと、いずれ国の存続も危うい有様。かつては、お手本にすべき国として、日本でももてはやされたものだが。今や北欧諸国は治安も悪化し、人口減社会の未来を示す国となっている。どこかの国と状況は同じかな。もう、おのれのアイデンティティを保つには、こういうことでもして、ほんのひと時スッキリするくらいしかないのさ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3a452e03521889c21d2bd7341b3a0ab0c68cf650,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]