沖縄尚学高校が3対1で日大三高校を破り、甲子園で全国高校野球選手権の決勝が行われました。試合後の閉会式では、甲子園球場内でウェーブが発生し、内野スタンドからバックネット裏にまで広がりました。普段は高校野球で見られないこの異例な光景は、ファンに深い感動を与えました。NHKの解説者、社会人野球・NTT東日本の元監督、飯塚智広氏もこのウェーブに参加し、その場面が映し出されました。
また、飯塚氏は今後の高校野球における試合制度への期待を語り、2部制やDH制の導入が選手の出場機会を増やすとして歓迎しました。
発生したウェーブは、決勝戦の沖縄尚学と日大三の激闘に感動した観客の自然な反応でした。高校野球の場でこのような熱狂が生まれることは特に新鮮です。ウェーブが巻き起こる場面で解説者も興奮している様子が見られ、全員が一体となった瞬間はスポーツが持つ力を感じさせます。今回試合に関連して語られた2部制やDH制の導入は、競技の公平性と多様性を促進し、より多くの選手にチャンスを与えるものであり、今後の野球の発展につながるでしょう。これからもファンや選手とともにスポーツの魅力を高めていくことが期待されます。
ネットからのコメント
1、ウエーブの場面、解説の飯塚さんも参加なさってて、観てて楽しかったです。
実況のアナウンサーさんも一緒にやっでほしかったけど、そこはNHKなので遠慮されたのかな(笑とても見応えのある決勝戦だったし、閉会式も良かったです。余談ですが…番組エンディング、選手たちの名場面の総集編、なんかぐっときました。プロフェッショナル!
2、沖縄尚学がセンバツで初優勝した時に観戦していた時にもウェーブが起こった。当時は甲子園球場でウェーブが起こるなんて!って時代だったけど、勝者敗者を超えて球場全体が一体になったような感動があったのを思い出した。
3、放送席のところまでウェーブがやってきて、解説の飯塚さんだけでなく、実況の筒井アナウンサーもウェーブをやるのかと思いきや、やったのは飯塚さんだけでしたね。「2人でやりましょうか?」という雰囲気だったので、思わず「あんたはやらんのかい!」と笑ってしまいました。楽しそうにウェーブをする飯塚さんと、それを微笑ましそうに見守る筒井アナ、いい光景でした。
4、決勝戦の後のウエーブ、初めて見たという方も多いようですが、実は1999年春の第71回選抜大会の決勝の後で起きました。
沖縄尚学の初優勝、沖縄県勢として史上初の甲子園優勝となり、球場は興奮の坩堝。自然発生的に起きたウエーブは球場の観客席を回り始め、対戦相手の水戸商業の応援団まで巻き込み、完全に球場を一周したのです。戦後、米国占領下に置かれた苦難の歴史を知る多くの高校野球ファンが敵味方を超えて完全に一体となりました。今も高校野球史に残る祝福のウエーブでした。なお、観客席でのウエーブとは必ずしも祝意の表現ばかりではなく、退屈な試合に対するブーイングなどネガティブなものもあります。しかし、非常にレアな甲子園の高校野球でのウエーブはポジティブ志向のものと見て間違いないでしょう。飯塚さんがウエーブの輪に加わったのも愛嬌があって良かったです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1d8ad9b820b6d3eeb0f8d2f8691e62f2a4566d21,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]