2023年、政府の物価高対策として推奨されている「おこめ券」の価格が見直されました。この券は全米販とJA全農が発行しており、これまで1枚500円で販売されていましたが、うち60円は経費と利益とされ、実際にお米購入に使われるのは440円でした。このため経費率の高さが指摘され、自治体から使用見送りの意見が相次ぎました。これを受けて、JA全農は経費を最小限に抑えた結果、1枚480円台で販売することを発表。
続いて全米販も1枚477円での販売を計画しています。鈴木憲和農林水産大臣は、両社の対応を受け、国民がより活用しやすくなることを期待していますが、利益誘導の批判も浮上し、自治体の採用が進むかは不透明な状況です。

このニュースが示す「おこめ券」の価格引き下げは、政府の物価高対策としての一環ですが、発行元の利益確保のために消費者にしわ寄せがいっているのは否めません。現状では、1枚あたり60円もの経費と利益が含まれていたため、実際に使える額は購入額を大きく下回っていました。これに対する批判から、一部自治体が活用を見送る動きも出た中での価格引き下げは不十分です。問題の根本は、発行コストの管理と利益の透明性にあります。まず、発行元は経費の詳細を明らかにし、さらなる削減を進めるべきです。また、政府は情報公開を義務付け、価格決定のプロセスを監視するメカニズムを構築する必要があります。
そして、消費者への利益還元が最大限になるように、共通規格の発行システムを導入することも考慮に入れるべきです。国民の利益を守るために、本当に必要な支援策が実効性を持つよう取り組む姿勢が今こそ求められています。
ネットからのコメント
1、このお方の中にはお米券しかないんですねJAとの結託か何か知らんけど一般の人すら他の方法考えてる人もいると言うのにこの方は他の方には回らないようでお米券でお米の値段下がるとかでもないしそのお米券値段下げて売るって考え方も理解できませんね
2、おこめ券なんてもらって喜ぶのは子供くらいだろ。こんなもの貰ってなんの足しになるんだ?JAを守るための税金の無駄遣いはやめてくれ。そんなことより抜本的な農業政策改善を願いますよ。例えば、大臣のいうように米そのものの価格が安すぎるのであればこの価格は仕方ない。しかし、ブランド米は高値でも、手間暇のかからない悪条件にも強く育つ大量に収穫できる米を研究して安く売るとか棲み分けをキチンとすれば国民の求めるものができると思うんですよね。今の日本の研究技術があればそれくらいはできると思うんだが、難しければ逆にこれができればノーベル賞ものじゃないかな。
3、商品券は額面通り使える。もちろん印刷代とか経費かかってるだろう。 何故お米券はそれができない? 国の支援が3000円なら、国民に3000円渡すべきで、そこから利益手数料を取るのはおかしいだろう。個人のカネから勝手にピンハネするのと同じじゃないか。
4、国民、世論、地方自治体、全てからの「バッシング」でJA全農から利用料の値下げが出たのでしょう。当然、農水族の対策は別でしょうが、農水省は「コメ券利用」ならば面目は経ちます。この状況ならば、早急に鈴木農相の「更迭」を行いましょう。農政改革と中小農家の「大規模生産体制移行」を指導する体制造りが必要です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2c0336c8e5f0831ff92b045470cb914952c0aca2,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]