忘年会参加意識に関する調査によると、参加意欲が低いのは若者ではなく50代であることが明らかになった。Job総研「2025年 忘年会意識調査」によれば、参加したいと答えたのは20代が71.0%、50代は48.3%だった。この背景には、50代のプライベート優先や飲み会の雰囲気に対する不適応、そして経済的負担がある。若者は関係構築や職場での繋がりを求め、忘年会を出世のチャンスと考える人が60.
5%いた。会社は参加を強制せず、柔軟な形式にし、上司のプレッシャーを軽減する対策が必要である。

この調査結果は、企業の忘年会文化における世代間の価値観の違いと変化を顕著に示しています。特に50代が参加を敬遠する理由には、プライベート優先やハラスメントリスクへの警戒があります。これらは制度の欠陥や世代間のコミュニケーションギャップを反映しており、忘年会が単なるイベントではなく、企業文化全体を見直す契機であることを示しています。まず、忘年会参加を強制することは生産性を損ねる可能性があるため、任意参加を明示すべきです。その上で、形式を柔軟にすることで、多様なニーズに応えることが求められます。昼間のランチ会やオンライン交流を取り入れたハイブリッド形式を採用することも有効です。また、ハラスメントリスクに対する啓蒙活動を続け、上司世代が過度に萎縮せずに参加できる環境を整える必要があります。
これにより、職場内の交流がより良好になり、忘年会が真のコミュニケーションの場として機能する未来を目指すべきです。
ネットからのコメント
1、20代の時は自らひとりでも飲みに行っていたし忘年会は何回か幹事もやった。昔は泊まりでも楽しかったですね。でも40代くらいから全ての飲み会がつまらなく感じるようになって誘われても飲みには行かなくなった。正直会話するのが面倒くさい。周りは酔っぱらって浮かれていても一人冷めた自分がいる。時間の経過するのが遅く感じる。会社の飲み会なんて酔っぱらっても仕事の話、気を使うよりひとりでいる方が気楽、そんな中年は多いと思う。
2、そもそもの人間関係もある。上下だけでなく、横周辺も。私は普段は穏やかにコミュニケーションを心掛けているが、どうしても気に入らない相手と、仕事外まで顔合わせたくない。ストレスでしかない。今の職場では過去に全員参加型だったらしいが、今は季節問わず、飲み会は任意。それを上の人から達しなので気楽。行きたいときも行きたくないときも自分で選択可能なので。
3、20代の時は本当に飲み会が好きだったし、幹事をすることで段取りや上司との繋がりを持ったりさまざまな勉強をしました。
時を経て、40代になり家族ができてからは飲み会にはほとんど行かなくなりました。毎日仕事でへとへとで、飲み会に行く時間があったら少しでも家族と過ごしたいと思うように。コロナ禍の影響もあったかもしれません。意外に、飲みニケーションなくても職場の方々と穏やかに接することができている気がします。
4、ものすごくよくわかります。氷河期世代のですが、職場の仲間との飲み会は年齢問わず気兼ねなく行けます。ただ、忘年会や新年会等みんなが集まる飲み会はまず行きません。一番はハラスメントリスクと気遣いです。普段は仕事場で仕事の話を中心にしますが、飲み会となるとお酒も入って、様々な話題で話をします。ある程度、気心知れたメンバーであれば、お互いの距離感でマナーよく話せばよいですがその他のメンバーとはどの位の距離感で話せばよいかを探り探り話さなければなりません。20〜30代の時は若干失礼があっても笑って許されていましたが、さすがに40〜50代はそうともいかず、その後の信頼関係にも影響します。もちろんそこで打ち解ける場合もありますが、リスクは大きいです。
最悪、ハラスメント事案になります。凄く疲れます。であれば、参加しない、もしくはノンアルでニコニコ聞き役に徹したほうが無難かなと思っています。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/90c8de0e86bae78663d49ab9bf635f1c735b698a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]