2017年に「ワンオペ育児」が流行語大賞にノミネートされるほど、夫婦間での家事や育児の負担が偏る問題が深刻です。多くの妻たちが「夫を育てるのを諦めた」「夫に期待しない」とSNSで嘆いています。主な不満は、夫が家事をしない、何度言っても変わらない、自己中心的な行動を取るなど。また、「教えるより自分でやる方が楽」と感じる妻も多いようです。

ただし、一部の妻は根気よく役割分担や褒めることで関係改善に成功しています。このような状況から、夫婦間でのバランスの目利きが求められています。

この問題は、現代社会における家事・育児の負担が依然として不均等である現状を示しています。根本には、家事労働の社会的評価が低いこと、不平等な性役割の固定観念などが潜んでいます。この状態を解消するには、まず政策側の取り組みとして、育児休暇の取得を促進し、家庭内の役割分担を支援する制度を強化することが緊急に必要です。また、教育の場で家庭科教育を通じてジェンダー平等の認識を深め、若い世代に家庭での役割分担を自然に受け入れられるよう促すことも重要です。企業の協力も不可欠で、フレックスタイム制度やリモートワークの推進が求められます。このような取り組みを通じて、家事・育児の負担の不均等を解決し、誰もが平等に貢献できる社会の実現を急ぐべきです。

ネットからのコメント

1、でも「夫を育てる」のを諦めるのも大切だと思います。そして、奥さんが、旦那さんはお金だけだと割り切って、奥さんが旦那さんに期待しないで家庭を無理せず回す方法を見つけ、できるだけ奥さんは心穏やかに暮らしましょう。いつまでも旦那さんに期待して、毎日毎日奥さんが旦那さんにギャーギャー言ってたら家庭の雰囲気も悪くなり、子供は本当に辛いです。結婚は、愛とか恋とかより、どう家族が互いに現実的に譲り合い妥協して暮らすかという事が長く家族を続ける為には必要と思います。

2、とにかく付き合い始めの浮かれている時に世話を焼きすぎないこと。そこでお母さん認定されると、一生自動的に家事をやってくれるお母さん決定です。まわりを見るとみんな後悔しています。最初にいい格好をしようとして甘やかしてしまったと。私は初めからお母さんではないと宣言しました。得意不得意はありますが、家事は当然のように分担していますよ。

3、子供が成人した５０代です。子供が産まれた頃、子供が増えた時、転校や中学受験、大学受験、主人はあわせたように忙しいと言い、何もしてくれませんでした。

今余裕ができ、むしろ仕事してくれてていいし、趣味でもと思うのに、手伝ってくれる事が増えてきた。そう彼は大変な時はしたくないけど、このご時世全くやっていないとは会社でも言えないらしい。私や家族のためではなく、自分のタイミングでやり始めたのだと思うと、すごくモヤモヤとしてきます。

4、私の場合、夫以上に夫の両親に対し腹が立ちました。「なぜちゃんと育てなかったの？」って。そこで、夫に対し「これは本来親がしつけるべきことだから、きちんと教えなかったあなたの親が悪いのであって、あなたは被害者だよ」と言ったら改善されました。