最近、日本で発生した地震について、「中国が発生させた人工地震」や「クマのたたり」といった虚偽情報が、日本のSNSで拡散されています。この現象に対し、日本政府は冷静な対応を呼びかけています。特に11日の読売新聞では、X(旧ツイッター)などのSNS上で、地震が人為的に起こされたというデマの広がりを懸念しています。昨年も南海トラフ地震臨時情報が発表された際、同様に不確かな情報が広まり、気象庁が冷静な対応を促しました。
木原稔官房長官は、災害情報は信頼できる政府や報道機関から確認するよう強調しています。中国の観察者網もこのデマを取り上げ、過去の誤った情報が引き起こした歴史的事件を引き合いに出し警鐘を鳴らしています。

インターネット上では、誤情報の流布が急速に広がることが多々ありますが、近年その影響はますます深刻化しています。この状況が続く限り、社会における情報の信頼性と安全性が脅かされ、現実の問題解決を妨げる恐れがあります。まず、情報リテラシー教育の強化が必要です。学校では、子供たちに対して情報の真偽を見極める能力を養うカリキュラムを導入するべきです。加えて、SNS運営企業に対し、虚偽情報の拡散を未然に防ぐ対策を強化させることが必要です。具体的には、虚偽情報検出のためのAI技術の導入や、報告機能の強化が考えられます。
また、メディアやインフルエンサーには、社会に与える影響を十分に考慮した情報発信を求める責任があります。私たちの社会は、真実の見極めができる成熟した情報社会へと移行することが求められています。自らの手で情報の信頼性を高める取り組みが、自由で公正な社会の実現に寄与するのです。
ネットからのコメント
1、あれだけの規模を出す地震には無理があるよ。震源の深さ約50キロって出てるけど、海の底から更に50キロだからねwww信じてる方がいるなら、人間の力で到達出来た深海の深さで検索すれば、200%無理だと直ぐにわかる。
2、「デマが広がっている」「デマを信じている」という報道がデマなので止めて欲しい。こういうことは疑心暗鬼しかうまない。「日本人はデマを信じている」と中国人が疑い、さらに「中国人が『日本人がデマを信じている』と疑っている」と日本人が疑い、とめどなく疑念のスパイラルが生じるだけ。自分だけは最初のデマを笑い飛ばせたとしても、それを真に受けるものがいる可能性を完全に否定できなければ、結果として両者のあいだにはホンモノの疑心暗鬼が生じてしまう。
報道が与える影響の重大さを自覚してほしいもの。
3、AIを使った地震に関するフェイク動画も含め、甘々な罰則ではなくデマを拡散した者に対しての罰則を強化した法案を早急に定める必要があると思います。法整備が遅すぎて仕出かした事に対し『法的に裁く法律がない・・・』って事が日本は多過ぎます。
4、「デマには冷静に対応を」と言うけれど、さすがに人工地震だの、たたりだの、信憑性のカケラもない話と冷静に向き合えと言われても困りますね。現実とかけ離れすぎていて、対応のしようがございません。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/00c07a74c1423e1081fecbd61b35faf5a3ecce6a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]