12月18日、「スマートフォンソフトウェア競争促進法」が施行され、アプリ市場の独占を是正するための新しい規制が導入されました。この法律は、特にAppleとGoogleを対象とし、サードパーティー製のアプリストアや課金システムの開放、さらにブラウザや検索エンジンの選択画面の表示を義務付けます。この結果、ユーザーはより安価にアプリやコンテンツにアクセスでき、開発者は利益を増やしやすくなることが期待されています。

しかし、サードパーティー製アプリストアの開放により、セキュリティリスクも懸念されています。Googleはまた、外部Webサイトへの誘導を可能にするプログラムの提供を開始し、これには手数料がかかるとされています。この施行により、スマートフォン市場における競争と選択の幅が広がることが期待されますが、詳細については今後の発表に注目が集まっています。

この法律の施行は、長らく支配的であった巨大プラットフォームに風穴を開けるための重要な一歩を踏み出しましたが、その根底には根深い問題が潜んでいます。まず、巨人企業による市場支配の凶暴性が浮き彫りになり、競争が不公正に抑制されていた事実に対して憤りを覚えます。これに対抗する施策としてサードパーティー製アプリストアの開放が挙げられますが、これに伴うセキュリティリスクも無視できません。

さらに、Googleが参加型プログラムに手数料を課すと明言したことは、開発者の負担軽減への期待を裏切るものでした。改善策として、まずは手数料ゼロの実施期間を設け、市場の動向を観察することが必要です。次に、独立したセキュリティ機関を設け、サードパーティー製アプリの安全性を検査する体制を整えること。そして、公正に選択肢を提示するための透明なシステム調整が求められます。これらの動きにより、自由で公正な市場が形成され、消費者と開発者の双方に利益をもたらす未来を切り開くべきです。

ネットからのコメント

1、Androidについてだけどユーザーとしてはプレイストアからダウンロード一択に限ると思う。セキュリティや詐欺サイトに引っかかるリスクを回避するためにもわざわざWEBからインストールする必要もない。課金に関してはプレイストアからインストールしたものの中で課金すればリスクは大幅に低減できるかと。ユーザーにはあまり関係ないかな？プレイストアを経由せずにインストールしたときに若干割引あるかもだけどリスクの方が怖い。

2、ゲームはやらないし、そんなに新しいアプリをインストールすることはないので個人的にはなんの影響もないけど、ユーザーや開発者はメリットが大きいんだろうね。

ただ、客観的に見て詐欺が増えることは間違いない。ただ新法を施行するだけじゃなく、そのへんの対策やネット詐欺に関する新法も同時進行していかないと、とは思う。

3、私は家電量販店社員で、主要な携帯料金も全部把握しています。iPhoneの安全性はapp storeによるものがかなり大きいです。知識など自信のある方には無用だと思いますが、疎いと思うや、意味がわからないという方は、サードパーティ製(app store)のアプリストアに関しては利用しない方が安全性が保たれるという事を覚えていて欲しい。app storeが持ち物検査があり、警備員のいるテーマパークだとしたら、サードパーティ制のストアは女性が一人で大阪のあいりん地区や、新宿歌舞伎町を歩くみたいなもんです。怖いと感じるならapp storeを使いましょう。どうせ警察もネット犯罪はそうそう検挙できませんし、金銭被害は補償されません。犯罪に巻き込まれても自己責任ですから。

4、Androidユーザーですが、当分の間はアプリはGooglePlayストアのみからインストールして、決済も基本的にはGooglePlayストアからになると思いますやはり詐欺サイトが出てくるのが懸念されるので様子見して、安全なサイトだと分かればアプリ外でも決済するかもしれません