8月16日に東京ドームで行われた長嶋茂雄の追悼試合に、93歳の元メジャー監督廣岡達朗は招待された。しかし、高齢で動くことが困難なため出席を辞退せざるを得なかった。廣岡は長嶋が心身統一合氣道を学ぶきっかけを作り、多くの選手がその恩恵を受けていると述べる一方で、長嶋が引退後に日本野球界の改革を十分に進められなかったことを批判している。
また、現在の巨人チームの指導方針にも問題があるとし、ベテラン選手を適切に活用すべきと訴えている。
廣岡達朗のコラムは、巨人軍の長嶋茂雄追悼試合を通して現代の野球界の問題点を鋭く突いています。長嶋が引退後に野球界をより良くするための積極的な行動を取らず、むしろ名誉的な肩書きに囚われたことは大きな問題です。野球界には優れた人材が多く、彼らを有効に活用すれば、長年の課題も克服できるはずです。まず、ベテラン選手を戦力外にするのではなく、次世代を育てる指導者として活用する環境を整える必要があります。また、管理層は現場指導にきちんと責任を持ち、選手に具体的な指針を示すことが不可欠です。これができない監督やコーチは、迅速に刷新する必要があります。最後に、巨人が持つ伝統を守りつつも、現代野球に即した新たなアプローチを導入することが長期的な成功の鍵となるでしょう。
日本野球界は刷新を恐れず、進化を続けるべきです。
ネットからのコメント
1、雰囲気が全然違ってたと言われるのは自分が長嶋さんより目立ってしまうって事ではなくて、本当に動けず病人とまでは行かないが、歩くのも覚束ない姿を見せてしまうとある意味広岡さんに目が行ってしまい趣旨が変わってしまうって意味だろうね。近影もないところからすると、殆ど昔のような元気な姿でもないのだろう。でもいつもコメントされる内容は昔と変わらず鋭くキレキレなんで、もっと長生きされ野球界を斬っていって欲しい。
2、長嶋茂雄さんに対して厳しい意見をできるのはこの人くらいであろうか?確かに引退後、特に第2次監督時代には野球界を良くする為ではなく、自軍の為だけに(監督という立場故にそれが当然かもしれないが)動いていた感は否めない。挙句は巨人軍終身名誉監督なる立場に祭り上げられて、ミスタープロ野球と言われるにも関わらず、結局は「巨人の長嶋」に終わってしまった。病に倒れなければ別の道もあったかもしれないが、王貞治さんが九州に降り地域密着の球団を作り、他にも影響を与えていく流れを作った事を思えば、「巨人の長嶋」だけにに終わってしまったことはやはり残念。
3、長嶋さんの先輩である広岡さんらしい長嶋評で、長嶋ファンの私にとっては厳しいコメントでした。1978年に広岡さんがヤクルトの監督になったとき、シーズン終盤で長嶋巨人はヤクルトに5ゲーム差を付けて首位を走り、優勝間違いないと言われていたのを広岡ヤクルトは見事に逆転優勝しました。シーズン終盤のヤクルト巨人戦で7回裏のヤクルトの攻撃時、3点負けているのにノーアウトでランナーが出塁すると広岡監督は送りバントのサインを出します。このチャンスを活かしたヤクルトは逆転勝利しました。終盤で3点ビハインドであれば送らずに自由に打たせてチャンスを広げるかエンドランでしょう。しかし試合の流れを読み切った広岡監督は送りバントでした。先々まで展開を読める広岡さんから見るとカンピュータである長嶋さんは生涯、理解できなかったのでしょう。
4、もはや数少ない長嶋さんの先輩。高いプライドと一貫したアンチ発言は長嶋さんへの終わらぬ対抗心の結果、と思わなくもない体力的には厳しいかもだけど、広岡節は健在だな。その長嶋対抗心で、まだまだ元気で長生きしてほしいぞ
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2d4769b9b740c14511d467e14f02d25cf45500af,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]