中国とロシアの軍用機が韓国の防空識別圏（KADIZ）に一時侵入し、これを受けて韓国軍の戦闘機が緊急発進した事件が9日に発生しました。韓国合同参謀本部の発表によれば、ロシア軍機7機と中国軍機2機が午前10時ごろにKADIZに進入し、約1時間滞空した後に離脱しました。領空侵犯はなかったものの、韓国軍は不測の事態に備えて即時に対応したとのことです。

このような軍用機の活動は、両国が年に1、2回程度朝鮮半島周辺で合同演習を行う中での出来事ですが、防空識別圏への侵入は安全保障上の懸念を引き起こしています。

この事件は、韓国の国家安全保障問題を浮き彫りにしています。その背後には、地域の軍事的パワーバランスが揺れ動く中、国家間の複雑な関係が潜んでいます。まず、韓国の防空識別圏が一時的であれ侵入されたことは看過できない事態です。国家の主権の象徴を曖昧にするような行動が、今後の国際関係に及ぼす影響は無視できません。次に、なぜこのような侵入が頻発するのか。それは、軍事演習のカバーの下で勢力を誇示しようとする背景に過ぎません。この問題に対処するためには、まず第一に周辺国との外交的な対話強化が必要です。第二に、迅速に情報共有ができるアジア太平洋地域の安全保障ネットワークの構築が求められます。

第三に、防衛識別圏の明確な設定とそれに基づく遂行能力の強化を怠るべきではありません。この事件は国際的な平和と安全保障の挑戦状であり、冷静かつ断固たる姿勢で対処することで、地域の安定を築く礎とするべきです。

ネットからのコメント

1、こういう国が国連常任理事国だから戦争が無くならない。今の国連安保理は常任理事国によるやりたい放題を容認する仕組みになっている。

2、韓国もなめられてるね。相手の反応を試して揺さぶるいつもの手口。周辺国に喧嘩売りまくってるな。中ロレッドチームが組んで動く回数が増えてる時点で、地域の安定を壊しているのはどっちなのか明らかだけどな。こういう威嚇行動には、もっと厳しい国際的な非難が必要。

3、中国はもう後がない。経済も深く落ち込み復活の兆しもない中でメンツとプライドだけで保っている共産党政治が戦争という暴挙に出る可能性はありえる。取り急ぎはまず台湾を取ることだが台湾侵攻が引き金となって世界大戦になるかもしれない。

4、周辺国に手当たり次第威嚇するなんて焦りすぎですね。権力、支配力、金、土地で偉大なトップにはなれませんよ。

他国と争ったり侵攻することばっかり考えてないで、他国から信頼され協力してもらえる国、国民が幸せに暮らせる国を作ることに注力したらいいのに。