12月4日、高市早苗首相はX上で日本人アーティストの海外展開支援を強化する考えを示し、550億円を超える補正予算を活用し、海外売り上げ20兆円を目指すと表明しました。背景には、日本のアーティストの中国公演が相次いで中止されている状況があります。しかし、この政策に対して音楽プロデューサーの沖野修也氏は、まずは中国公演キャンセルによるミュージシャンの収入補償を求めました。
沖野氏は高市氏を厳しく批判し、日本国内の政策問題も指摘していますが、中国公演のキャンセルについての責任は中国政府にあるとする意見もあり、彼の主張には共感が集まらない状況です。

この状況を見ると、高市首相の「海外支援の強化」は一見理にかなった方針に見えますが、真の問題は別の所にあります。沖野氏が指摘したように、まずは中国公演キャンセルによるアーティストの損失補償が考慮されるべきです。現状、550億円を超える補正予算が目指すのは海外売り上げの増加であり、現実的な補償や迅速な対策には直結していません。制度の欠陥は、この目先の政策に隠されたアーティストの直接的な支援の欠如にあります。まず、キャンセルによる損失補償を急いで整備し、次に、リスク管理支援を強化、長期的にはアーティストが安定した活動を行える政策を策定することが求められます。
国の支援がただの抽象的な数字ではなく、現場で活用される具体策であることが大切です。この対策は、国民一人ひとりの税金が生きた形で社会のために役立つかどうかを試される試金石であると言えるでしょう。
ネットからのコメント
1、何で国がミュージシャンに保証する必要がある。過去の事例を見ても、これだけカントリーリスクのある国と分かっているのに、中国でコンサートをやろうとした人達の自己責任でしょ、ミュージシャン達に保証するなら、日本の観光地や旅行社、ホテル等々にも保証しなくてはならなくなる。付き合う相手を良く考えるべきだわ
2、「世界的DJ?」はさて置き、高リスク国での活動はその回避策含めアーティスト自身の責任ではないでしょうか。日本政府主催のイベントならいざ知らず、自分から大きなマーケットを狙って進出したのですから補償なんてありませんよ。この方に限らず中国に進出していた(進出を狙っていた)アーティストの皆さんが口を揃えて高市首相を批判しているのが不可解ですし、少しばかり気味が悪くもあります。すでにアチラに取り込まれてしまっているのでしょうか。
冷静になって自分の置かれた立場と日本国全体のことを考えたほうがいいですよ。
3、別に高市さんを批判するな、ということではない。ただこれで批判するならまずは中国だろって話。まあ何を言っても中国に対しては批判しないようにインプットされてるから無駄。つまりは中国の経済制裁も、台湾への武力威圧も、東シナ海や南シナ海でのそれも、チベットやウイグル、香港での弾圧も、全部容認するということです。批判してる本人達がそれを意図してか無意識かは知らないけどね。ともなれば、確かに高市首相が悪いともなろう。これで国内に対して排外主義がーとか、このスタンスだと日頃から平和だとか人権だとか、反戦掲げてるんだろうけど、何の説得力もないし、理解される訳がない。
4、リスク管理の出来ない人程事が起きると補償しろと騒ぐ。中国は今までも何度も非を認めず報復行動をしてる国と知ってながら考え無しに中国で公演したりお店や工場を建設したりするのは自己責任。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/87eef7ac930ccf1e2e13e3c24e2c56649ae87556,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]