12月11日、フジテレビの『芸能人が本気で考えた! ドッキリGP』という番組の収録中、横山裕さんが全治2カ月のケガを負いました。事故は、回転台の上でのゲーム中に発生し、横山さんは右肋骨骨折と腰椎捻挫を患ったとのこと。番組は過去にも同様の事故があり、タレントの山本浩司さんが肋骨を骨折する事件も発生しています。これにより、番組の安全性に対する視聴者の不信感は増しており、フジテレビは公式に謝罪しました。

横山さんが全治2カ月の負傷を負った件は、安全管理の重大な欠陥を示しています。そもそも、エンターテイメントと安全の間には一線があるはずです。このような事故が発生する背景には、制作側のリスク管理の不備があると考えられます。第一に、番組の企画段階でのリスク評価を徹底し、危険な企画は排除することが必要です。次に、安全対策を強化し、専門家の監修を受けることが重要でしょう。最後に、収録現場での安全確認を厳格に行い、万が一の場合の緊急対応策を整備する必要があります。これらの実施により、視聴者が安心して番組を楽しめる環境が提供されるはずです。エンターテイメントが命の危険を伴うようでは本末転倒。フジテレビは、真に視聴者と出演者を考慮した改革に取り組むべきです。

ネットからのコメント

1、怪我はしていないですが…当時ファンだったタレントが、パーカーのフードもファスナーで閉じられて何も見えない状態で、大きなハリセンで20回近く叩かれ続けたのを見ました。

視界がなくて真っ暗な状態で色々されたら受け身取れないじゃないですか。これ以外にも恐らく今まで小さな事故や怪我は複数回あったと想像しています。今回の横山裕さんの大怪我になる前に、番組サイドはそういう『小さな事故や怪我』にもっと真剣に向き合うべきべきだったのではと思います。笑いや面白さ、撮れ高の前に出演者の安全が最優先であってほしいです。

2、マッサマンは元々は逆バンジーという、一回数百万円のとてつもなくお金をかけた罰ゲームをしていた。でもフジテレビの不祥事で番組予算が大幅に減ったため、その場で高速回転するだけという地味な罰ゲームに変わったんだけど、今回の事故で逆バンジーよりも体への負荷が大きいことが分かってしまったわけだ。相手が事務所の大先輩ということで向井君はすごく心を痛めているであろう。今回の事故の原因で一番大きいのは「急に予算が減って慌てて少額でできる罰ゲームを用意したけど、安全性の確認がしっかりできていなかった」ということだと思う。私個人はドッキリGPは好きだ。コンプラにがっちり縛られている今のテレビ界の中でとても攻めている。

が、安全でないバラエティに出たいというタレンとはいないだろう。安全対策にお金をかけられない状況なら、毎週放送は諦めて月一の特番に切り替えたほうが良いのかもしれない。

3、向井君の罰ゲームも逆バンジーみたいなのも危ないなぁってヒヤヒヤしたし、今回、横山君のも高速回転って。なんで、そこまで身体を張らなきゃ笑いがとれないの？責任感の強い横山君が申し訳ないと悩んだら気の毒です

4、知人が交通事故で腰椎捻挫と診断されて排泄の感覚が鈍くなったことで家族が心配してました。横山さん、結構な衝撃だったんでしょうね。ドッキリって見ていると笑っちゃうけど、やっちゃいけないことをやってますよね。視聴率獲得のために、過失傷害罪相当のことしちゃってるようなものですよね。