南京事件の発生日に合わせ、中国で「国家哀悼日」の記念行事が南京大虐殺記念館で行われました。今年、中国政府は「抗日戦争勝利80年」との位置づけをし、例年通りの追悼が行われましたが、習近平国家主席をはじめとする最高指導部の出席はありませんでした。出席した石泰峰・党中央組織部長は、「いかなる軍国主義の復活も許さない」などと発言し、日本の台湾有事に関する答弁を念頭に警戒感を示しました。
今年の式典では、例年挙げられる「安定した中日関係の構築」という前向きな姿勢は見られませんでした。日本と中国の関係改善に向けた言及がなかったことも注目されるところです。

この状況は、政治的な緊張が日中共に未だに解消されていないことを示しています。旧日本軍による非人道的な行為への追悼は必要ですが、それだけにとどまらず、未来志向の対話が求められていることは明確です。過去の戦争から学び、互いに対話を通じて新たな関係を築くことが重要です。特に中日関係において、相互理解と協力体制の強化が必要です。政府間の交流だけでなく、民間レベルの理解を深める取り組みも必要です。教育現場やメディアなど、多様な場での歴史理解を促進し、戦争の悲劇を二度と繰り返さない共通認識を持つことが、両国の成熟した関係構築への第一歩となるでしょう。
ネットからのコメント
1、だんだんと日本を叩く材料が無くなってきたのかね、まあそれだから、軍事行動で脅しを掛けだしたんだろう。それにこの式典で、日本を叩いて国民が反日デモをやりだせば、国内の不況問題で政府の経済政策に不満のある市民達が反政府運動に変わるのが怖いから、刺激しないようにしてるのだろう。
2、プロパガンダに利用するだけ。習近平政権の失策を 国民から目を逸らすために、手を変え品を変え、仕掛けてくるが案外中国国民は見抜いていると思います。国営のメディアが政権の手先になって煽っているが本当のところ中国人民は戦争も望んでいないし、むしろその日を暮す事で精一杯なのに何をそんなに焦っているのだろう…中国の「終わりの始まり」です。
3、「いかなる軍国主義の復活も許さない」これ 主語が抜けてるよね正しくは「我が国以外の、いかなる軍国主義の復活も許さない」てことでしょ
4、共産主義ってよくわかりません。イデオロギーでまとまるものかと考えてましたが、中国はナショナリズムで自国民をまとめようとしてます。それは理屈に合うんですか?イデオロギーならば台湾は切り離せばよい。
ナショナリズムなら台湾に歩み寄ればよい。どちらもできないから、他国の日本から存立危機事態なんて発言がでると子どものように騒ぎたてる。さらに尖閣、沖縄も自分の領土だと騒ぎたて、軍国主義だのレーダー照射だのうるさいことうるさいこと。中国は勝手に経済崩壊するので仮想敵になってあげる必要はないですよ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3d99145b408f5a25576b40df5e8f39f12faf734a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]