この事件は、埼玉県東部地区の県立高校での女性教員(25)が、生徒に不適切な指示を出し、精神的苦痛を与えたケースです。2023年4月17日、生物の授業中、同教員は3年生の2クラスすべての生徒に下半身やお腹を触るよう指示。また、1クラスの生徒には、性行為を連想させる体勢を取るよう命じましたが、生徒たちは指示を拒否し、教員をたしなめる場面もありました。
この一件は、授業を受けた生徒が別の教諭に相談したことで発覚しました。男性教員は、授業をわかりやすくする意図があったと釈明していますが、彼の行為は学習指導要領を逸脱していると判断され、停職3カ月の懲戒処分を受け、依願退職しました。県教委は今後、校内研修などで再発防止に努める方針です。
教育現場における今回の事件は、社会が教師に求める倫理観とその裏切りの深刻さを改めて示しています。このような行為が許されるはずもなく、徹底した対処が必要です。教育制度の監督体制における欠陥を露呈しました。今後は、1つ、教師の倫理研修の強化、2つ、授業内容の確認と外部評価の導入、3つ、生徒が安心して相談できる窓口の整備が求められるでしょう。教育は社会の礎であり、信頼を置くべき場が不安の場になってはなりません。
今回の事件を教訓に、二度とこのような事態が発生しないよう、関係者一人ひとりの責任と行動が問われます。
ネットからのコメント
1、勉強しか出来ない人を採用する教員採用試験に問題があります。社会を知らず、社会性がない方が教員になれる世の中。各校に必ずえ!?この人が教員?って先生が必ずいますよね。採用後の査定も必要だと思いますよ。勉強以外の面がとても重要だと思います。
2、これは社会常識の範疇で、研修で善悪について教えるとかの次元ではない。もの心つく頃からの日常行動で親・学校が間違えた行動・言動をしたら注意して教えていく事の積み重ねです。今の若者はこういう躾がなされずに自分の思うままに育ってきたから、物事の是非について判断ができないのです。これからの日本には今の子供たちには、日常行動で間違えていたら細かな事でも教えていく必要があると思う。これの積み重ねです。
3、忙しい中、教員同士で授業を見合い、研修を増やすなど、現実的にできるのだろうか。本気でなくすような効果を期待するのではなく、やったことにした程度で終わるのが現状ではないだろうか。
一部ではあるが、質の低い人材を送り込んでおきながら、超多忙な現場で何とかしろはもう通用しない。ここまで教員による問題行動が連日報道される中、次が起きるかもしれないと予測するほうが自然で、ならば起きないように現状を変えていく先手の対策が不可欠ではないだろうか。何年も前から根本原因改善が叫ばれても放置し続け、何でも現場に丸投げ、現場で何とかしろという後手後手の対応ばかりしてきたことを考えると今さら何も期待できない。更に今さら慌てて対策をとっても、教員の数を埋めることすらできなくなった現状ではもはや手遅れとしか言いようがない。
4、どうも若い層の教員にも、セクハラまがいの授業をする教師が増えているようだな。教員の成り手がいないと言う声も、よく聞くようになっているし、教員として不適格な人材が多く採用されているのかも知れない。この教員は分かりやすく生物の授業を行いたいと言っているようだが、受けを狙っていたのだろうか。一般的な社会常識を身につけないうちに周囲から先生と呼ばれる立場となり、自分のやっていることが逸脱した行為だと認識できていないのかな。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f428c2f57575824d4c6a8170a02ba3f5ed73e014,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]