消費者庁が日本マクドナルドに景品付き商品の問題改善を要望しました。大量購入者がハッピーセットの景品を転売目的で取得し、中身を捨てるケースが明らかになり、食品ロスが問題視されています。消費者庁の堀井長官は、販売方法の改善と再発防止策を講じるよう要請。これを受け、日本マクドナルドは継続的な見直しと改善を表明、キャンペーンの一時的な中止を決定しました。
この問題は、単なる個人の行動にとどまらず、広範な社会問題として捉える必要があります。景品付き商品の販売に際し、転売業者による大量購入が食品ロスを引き起こしている現状は、一般消費者だけでなく環境にも少なからぬ影響を与えています。企業としてのマクドナルドの責務は重く、それに応える姿勢が求められています。この状況が進む背景には、販売量の管理不足と意識の欠如があります。具体的には、一人当たりの購入制限を設け、販売情報の透明性を高め、客の利用目的を考慮するアンケートの実施などが考えられます。また、消費者の倫理観を促す啓発活動も有効でしょう。全ては資源を大切にする社会の実現に向け、意識と行動の改善を呼びかける必要があります。
ネットからのコメント
1、大前提として、ハッピーセットはどの世代に対して作られたのか…。
転売ヤーとか、購入制限とか。それ以前に、マクドナルドのハッピーセットに対する考え方を聞きたいです。子供達の食と喜びを目的とするなら、ハッピーセットを購入する時点で子供が対象で。購入するには子供1人につき1セット、大人が購入するには子供同伴とか。誰のためのハッピーセットなのかと、マクドナルドはハッピーセットをどんな人に届けたいのか。子供を持つ世代として、見ていて辛いです。
2、まあ、資本主義精神が悪い方向に出てるからなぁ。ハッピーセットなんかは本来なら「おまけ付きのお子さまランチ」で良いもの。それを売上げ増狙いで「購入年齢制限」を設けず、おまけ狙いの大人を呼び込む商品にしてるってトコがイヤらしい。まあそれも商売の方法ではあるが、商売のメインであるハズの自社提供食品は破棄されて、おまけだけ持って行かれる状況はもはや健全な商売とは言えない。とは言え、転売ヤーに限らずひと昔前はシールだけ抜かれたビックリマンチョコが大量廃棄される「コレクター問題」も有ったけど。物が豊かになり心が貧しくなるのが先進国なら、その行き着く先は滅亡だろうな……
3、マクドナルドがワンピースコラボを中止すると発表した時、やっと分かったのかと思っていた。が、本当の理由はこれだったのか。ある程度は事前に知っていたのだろう。消費者庁からの改善要求無ければ、今回も大した対策も無く発売していただろうな。
4、私は頭がハッピーセットです。マクドナルドのおまけ欲しさに食べ物を粗末にする人が出るなんて、まさに社会全体の“もったいない精神”が試されている気がします。おもちゃやカードが欲しい気持ちはわかるけれど、本体である食事が捨てられてしまうのは本末転倒。消費者庁が動くほどの問題になったのも当然でしょう。今回キャンペーンが見送られたのは残念ですが、それだけ深刻な食品ロスが生じていた証拠でもあります。今後は購入制限やおもちゃ単体での販売など、子どもも大人も安心して楽しめる方法が検討されるべきです。結局、食べ物を大事にすることが一番の“ハッピー”につながるのではないでしょうか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/cd6c288c89d9885f3fee8da2e2bda39409dfd556,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]