この度の事件は、8月14日に北海道斜里町の羅臼岳で発生しました。東京都在住の26歳の男性が友人と共に下山している際、体長1.4m、体重117kgのメスのクマに襲われ死亡したという報告があります。調査によれば、男性は下山中に友人を追い抜き、単独で走っていたことが分かっており、襲撃直前にクマよけの鈴は持っていたものの、スプレーは所持していなかった可能性があります。
遭遇した場所はカーブが多く、見通しが悪い登山道だったとされています。知床財団からは、クマとの遭遇を避けるため、周辺地域でのランニングなどを控えるよう注意喚起が行われています。
自然と人間の対立を招いた今回の悲劇は、登山の際の安全管理の必要性について深く考えさせられます。人間が自然を甘く見ることで発生する事故は避けられるはずです。登山者の安全確保を考えれば、まずは個々人が必須アイテムを準備することが基本となるでしょう。クマよけスプレーを含む適切な装備の確認と使用は義務化されるべきです。また、登山道における適切な標識や危険地帯の評価を行い、情報共有を徹底する必要があります。自然との調和を図りながら、人間が自然の驚異を尊重し、予防策を積み重ねることが命を守るプロセスの一環です。安全が確保された登山は、本来の自然との一体感を享受するものです。
ネットからのコメント
1、走らなければ大丈夫ということもないし、熊スプレーがあれば大丈夫ということでもないし、グループで登れば安全ということでもないと思います。あくまで確率が僅かに減る程度ではないでしょうか。 それでも登りに行く人はあちこちで熊出没の情報やニュースが頻繁に流れてくる今、熊のテリトリーである山に入るということはとても危険なことであり、入るからには自分もいつ被害に遭ってもおかしくないということを肝に銘じてほしいと思います。
2、今回の事故から教訓を得なければならないと思います。これは異常個体といえないのではないでしょうか?街に出たヒグマは絶対駆除です。しかし、子グマを守ろうとする母グマが危険なのは今に始まった話ではありません。自然に生きるヒグマに敬意を払うなら適正な距離を保つべきです。
3、熊被害あったほぼ当日にトレイルランだったのでは?とコメントしたけど違うというコメント多かった。でもやっぱり、、友人から離れていた、熊が脚を攻撃している、母熊が襲った可能性と何か不自然なことが多かったから。熊はウサギを追いかけてて仕留める時など脚を狙う。逃げられないように。今回のは子グマを守るというより、以前から人につきまとっていた親子熊が走り回る人間を見て獲物と勘違いしたのではないかと推測する。先回りして待ち構えてた可能性高い。被害に遭われた方も不用意ではあったけど行動が危ない親子熊は報告されてた。熊被害が出るのは時間の問題だったと思う。ただ、羅臼ほどの熊の生息地で登山する人たちに熊の生態へのレクチャーが不足してたのではないだろうか。野生の動物は基本、背中を見せて走ってるものは本能的に獲物と錯覚する。絶対にやってはいけない行動をきちんと広報する必要はあると思う
4、ランナーさんだったのかな?トレイルランニング羅臼岳なんて滅多に来れないから、皆さんと離れても走りたい気持ちが勝ってしまったのか?これだけ熊の出没や被害が連日ニュースでやっていても、まさか自分がという気持ちになったのかな?皆さんと複数で一緒に下山していれば、防げた事故だったかも知れないと思うと残念な気持ちが強くなりました。
お悔やみ申し上げます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/486c8cf0a35c3032c6f4791db3b154415b8c0d52,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]