自民党の総裁選前倒しに関する意思確認で、記名・公表の可能性が議論されています。19日に行われた党総裁選挙管理委員会の初会合で、議員らに書面で意思確認を行う方針が決定。この確認は記名式で、前倒しを要求した議員の氏名を公表する案が浮上。後藤謙次氏は、この措置が抑止効果を持ち、軽率な総裁交代を防ぐことを目的とすると解説。また、記名式により議員の政治生命や選挙結果への影響が懸念され、一部議員が書面提出を控える可能性も指摘されています。
この状況は、政治の透明性を確保しつつ、議員が責任ある行動を取るための手段としての意義を見出せますが、そこにはいくつかの問題が潜んでいます。第一に、記名・公表が抑止力を持つ反面、自由な意見表明を妨げる可能性があります。この制度は、議員個々の信念や支持者への説明責任を面において、慎重な考慮が求められます。第二に、政治的な圧力や報復の懸念が議論を一層難しくし、建設的な意見交換を阻害する恐れがあります。具体的な解決策としては、まず議員が安心して意見表明できる環境の整備が必要です。さらに、透明性を確保するために、記名制の意図を理解し、その運用方法を明確にすることが求められます。そして、議員の意見が公正に評価される仕組みを作ることが重要です。こうした施策により、民主的なプロセスが尊重され、政治的な信頼が再構築される道が開かれるでしょう。
ネットからのコメント
1、正しい事をするのに堂々と氏名公表するべきです。国民の民意は選挙で示されています。石破続投に手を貸せば、選挙で国民の審判を受けるのは確かです。国民の為に、自民党議員は正々堂々と氏名を公表して民意を反映する行動をするべきです。続投を支持する議員も国民は知りたいでしょう!!
2、私はむしろ、総裁選前倒しに反対した奴が誰だったのかを知りたい。自民党支持層も、自分とこの候補が前倒し総裁選に賛成をしたのか、往生際が悪い石破続投を支持したかどうかは知りたいんじゃないのかな?特に、ここ1年の選挙で石破を嫌って自民党に投票しなかった自民党支持層には参考になると思うね。例えばこの後、選挙になった場合総裁選前倒し賛成議員には、自民党の変革を期待する保守層や現役世代が戻ってくる可能性がある。新総裁が誰かにもよるけどね。しかし、破続投を支持したいわば「石破印」の候補者には、石破自民党に絶望した保守層や現役世代は投票しない。前回と同じくらいしか票が入らないだろう。つまり自民党執行部は、そうやって総裁選前倒しへの動きを牽制したつもりなのかも知れないけどむしろ石破続投を支持した「石破印」が誰なのかってのも浮き彫りになるわけで何か逆効果になってるような気がするね。
3、この物価高で選挙の争点にもなったのに、選挙が終わるとのんびり議論、議論。一方で、各党で選挙の振り返りと言う名の権力闘争。この人たちは本当に志があるのか?疑問でしかない。今回の選挙で明確なのは既成政党に対してNo!を突きつけたことですよ。新興政党を支持したのでなく、既成政党つまり、自民党、公明党、立憲民主へNo!と言ったのを理解しないと。
4、要は石破さんが嫌いか、この状況なら仕方がないと思うかの違いだと思います。また、現在の境遇に満足か不満足かだと思います。総裁選で争った人、旧安倍派を含め裏金が原因で冷遇されている人、とにかく石破さんが気にくわない人は、正々堂々と勝負すればよいです。不信任決議に近い意思表示となるので、記名式が当たり前でしょう。支持者も含め意思を固め、自らの進退をかけて正々堂々と戦ってほしいです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/67659ee0705babfa870582ab734e541553ea8130,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]