自民党の河野太郎元外相が14日、フジテレビ系の番組に出演し、高市早苗首相が台湾有事に関する答弁を行ったことを受けての中国側の圧力強化について分析を行った。彼は、中国がトランプ政権の対米政策を評価し、日本への圧力を強めることを選んだ背景には、習近平主席が「日本カードの必要性を感じなくなった」ことがあると述べた。特に、中国が米国との貿易を通じて有利な立場を自認し、日本に対して強硬な姿勢を取ることができる状況になったことを指摘した。

また、河野氏は日本政府に対し落ち着いた対応を求め、防衛省や外務省に慎重な監視と対策を行うよう提案した。

日本と中国の間の緊張は、地政学的なパワーバランスの変化により、国際情勢が不安定化していることを示しています。河野氏が指摘するように、習近平国家主席が「日本カードはいらない」と判断した背景には、トランプ政権時の対米姿勢の変化があります。これは、中国が米国との貿易交渉である程度の優位を確保した上で、日本に対する圧力を強化するという戦略です。防衛省や外務省が早急に対応を求められている点は、カウンターメジャーが必要であることを意味します。具体的な対策として、日本は経済的にも軍事的にも自立した立場を強化し、中国との対話チャンネルを維持すべきです。また、外交的な圧力を巧妙に緩和し、地域の緊張を押し下げることが求められます。

最終的に、日本はより強固な国際関係と地域の安定を目指す姿勢を貫くべきでしょう。このような状況において、韓国やASEAN諸国と協力することが、信頼を得ながら緊張を緩和する鍵となるでしょう。

ネットからのコメント

1、少なくとも日本が今まで中国に対して媚びてきたのは事実であって、それもあって中国としては多少強く出ればまた日本が折れてくれると思ってた部分はあると思う。媚中でなくなることでメリットを失う声が多いが、一国に媚びるデメリットも危惧するべきだと思う。

2、そう思ったほうがいいかもしれない。というよりこちらも中国カードは要らないと次の段階を急いで考えるべき時期に来ていると思う。とくに経済界は大変だろうが新しい経済圏を世界の国々と模索しなければならない。そして次は日本が世界の平和にどのような貢献ができるか考えるべきだろうと考える。

3、日本は中国に対して楽天家すぎましたね。中国に対してODA等で支援して日本の技術や何もかもが吸収されて中国をここ迄大きくしてしまったのは日本自身の問題があったのかもしれません。その頃から逆に日本の国力が落ちて来て衰退していると思います。

もう危険な中国に経済的に頼るのでは無く多様な国々と経済的にも繋がらないと駄目だと思います。まだまだ日本には色々な魅力や技術力も備えているのではないのかなと思います。

4、中共が対日本でメンツを保ったまま幕引きにしたい意図で喋らせてる内容に見えますね米軍が爆撃機を飛ばすようになった中、万が一中国軍が勝手な事したら中共は一巻の終わりですから私にはわりと中共支配を崩すきっかけになってると感じますけどね少なくとも出来るだけ多くの国に中国への警戒心を公式に持ってもらう機会にはなってる。これは高市氏の毅然とした対応と、トランプ氏との関係構築成功があってのこと、もし石破ならどうなってたことやら