出張帰りの夕方、博多発の新幹線内で発生したマナー違反の出来事です。30代くらいの女性がリクライニングを倒そうとした際、後ろの席の若い男性が足を前方に押しつけていたため、座席が倒れませんでした。女性は我慢し続けましたが、男性が苛立ちの表情を見せつつも足を引っ込めなかったため、彼女は強い口調で「あなたが足をどけてくれたら、普通に倒せますよ!」と注意しました。
男性は反応し、気まずそうに足を引っ込め、トラブルには発展しませんでしたが、小さな緊張感が車内に漂いました。

このニュースから分かるのは、新幹線のような公共交通機関での行動がいかに他者への配慮に影響を与えるかということです。マナー違反が日常的に見受けられる状況で、その対処が難しくなることもありますが、今回の女性の一言によって問題が解決されたのは幸いでした。社会全体で快適な公共空間を維持するために、個々の行動が重要です。まず、公共の場所での個人的な空間の尊重を心がける必要があります。加えて、乗客同士が互いに気を使い、コミュニケーションを取ることで、こうした問題は未然に防げるでしょう。そして、公共交通機関の運営側も利用者への啓発活動を行うことで、より一層の快適な利用環境が整備されるはずです。
公共の利便性と個人の快適さの双方を考慮し、行動に責任を持つことが求められます。
ネットからのコメント
1、そもそも新幹線の座席の背もたれが直角すぎる。ほとんどの人がちょっとだけ倒している。だから最初からそれくらいの角度にして欲しい。そうすれば最近のこういうトラブルも少しはなくなるのに。リクライニング倒す時に声掛ける掛けない問題とか本当に面倒。
2、昔テレビでとあるタレントが「全席リクライニングを最大限倒した状態をデフォルトにすれば良い。不要な人はそこからシートを起こせばよく、起こすのであれば誰も文句言わないだろう」と言っていたことを思い出しました。世知辛いけどそういう時代が来たのかも。
3、前の人が倒した後だからトラブルはないけど、隣のおばさんが靴を脱いだ足を前の座席に押しつけてて、車掌に注意されてた。日本人のおばさんだったけど、お行儀悪いなあと思ったから、注意されてホッとした。直接が無理なら、乗務員に言えば注意してくれると思う。
4、座席倒す倒さない問題、最初から座りやすい角度になっていてリクライニングできないようにすればいいのに…と思ってしまう。
倒したい人、倒されたくない人(テーブルの上の物への影響含め)どちらにも言い分があり、もう日本はお互いへの思いやりに頼るのは難しいと思います。リクライニングできる座席だから倒す権利を主張するし、その背に後席のテーブルがついていて、且つ後席の足元スペースが狭くなってしまうから倒してほしくないと主張したくなる。障害の有無や年齢、体調によってその角度は様々なんでしょうが、あくまでも平均値としての角度。自分の家のソファではなく公共交通機関なんですから。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0ca05c49c407c1cf9956ec91391682202ab60eca,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]