このたび、STARTO ENTERTAINMENT所属アーティストが出演する「カウントダウンコンサート」(通称「カウコン」)が、Netflixで世界独占配信されることが発表されました。2023年12月31日に開催されるこのイベントは、過去20年以上フジテレビ系列で大晦日に放送されていたものですが、今年はフジテレビの中継を見送り、デジタル配信に切り替えられることが決定しました。
Netflixによる配信は2024年1月7日から開始されます。開始される背景には、STARTO ENTERTAINMENTのデジタルシフトと世界戦略が進んでいることがあり、さらにファンにとって魅力的なメイキング映像がNetflixで提供される予定です。
今回の配信に関して、批判の必要性があると考えます。テレビ局と長く続いた伝統を捨て、配信への切り替えは新たな時代を感じさせますが、視聴者へのアクセス制限を生じさせる点が問題です。フジテレビの中継に比べ、Netflixは視聴のために加入が必要であり、特に高齢層のファンにとっては敷居が高くなります。デジタルシフトに向けた総合的なアプローチでもある一方で、テレビ放送は無料で幅広い視聴者に親しみやすい媒体です。STARTO ENTERTAINMENTに求められるのは、これらのギャップを埋める施策です。例えば、限定的なテレビ中継の実施、チケット購入者への無償配信、もしくは一部コンテンツの地上波再放送などが効果的でしょう。デジタルシフトの推進よって、アクセスの幅を犠牲にするものであってはなりません。
エンタメコンテンツは、できる限り多くの人々が楽しめるものであるべきだからです。
ネットからのコメント
1、事務所問題で騒ぎになった時にあれだけ癒着していたテレビ局は自分たちの事は棚に上げて、一斉にタレント達の番組を打ち切って仕事を奪い締め出した。netflixは豊富な資金を持ち、STARTOのタレントもネトフリ制作の映画にもよくでている。いつ手のひら返されるフジよりこちらを選ぶのは事務所もファンも自然な流れかと。
2、今どきアーティストを抱えた事務所が地上波にこだわることがおかしいと思う。だから今回のスタート社の判断は正しいし、スタート勢が世界基準で戦えることをネトフリも証明しているのだと思う。当然視聴者数もフジなんかより多く、世界で視聴されるわけなので、その効果はハンパない。今後もライブ系はもちろんドキュメントなんかもネトフリでやってくれればこれまでのクローズド環境の弊害もなくなり、より潜在化していたファンが表に出てくる可能性もあり好循環を生み出すかもしれない。
3、自分達の持ち歌だけを聴いてもらえるのならまだしも、紅白で他の出場者のための応援リハもあったりで、大変なんじゃないかな。
昔の紅白は、歌手の歌だけをじっくり聴けて良かったのだが、今ではチャラチャラした番組に成り下がってしまいましたので、デジタルシフトは大賛成。
4、配信でやったほうが時間の制約も少ないしCMも入らないし見やすく作る側も満足の行くものが作れると思う。見たい人が見られる、見たくない人は見なくていい、そういう場所だから文句も言われないし一石二鳥。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/5aa94aeb2098767e24a865fc7ece2d7d820ab71c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]