14日に最終回を迎えたTBSドラマ「ザ・ロイヤルファミリー」では、椎名善弘が所有馬2頭を戦略的に使用し、ビッグホープを勝利に導いた。ロイヤルファミリーと騎手野崎翔平がジャパンカップを制し、有馬記念出走を果たしたが、椎名のレインボーキャンプとソーパーフェクトが立ちはだかる中、ビッグホープの末脚が炸裂。レインボーキャンプがハイペースを築くことでビッグホープの勝利を狙ったとされ、その作戦が成功。

ネットでは椎名の戦術を称賛する声が多く上がった。

今回の椎名善弘の戦略は、競馬の世界におけるチーム戦略の重要性を改めて浮き彫りにしました。しかし、このような巧妙な作戦が光る背景には、ルールが曖昧な点があるのも事実です。例えば、2頭出し戦略が事前に周知されていないことが、他の競馬参加者にとって不利になる可能性があります。解決策としては、①各馬の戦略について、事前に関係者へ透明性を確保するルールを設ける、②競輪や F1 のようにチームプレイがルールで統制されている他の競技を参考に、競馬ルールの改正を検討する、③第三者機関が戦略の公平性を常時監視する体制を導入することで、競馬全体における透明性を向上させるべきです。感情的な興奮の影に潜む課題を見逃してはなりません。競馬が持続可能なスポーツとして進化するためには、価値観の明確化と規制の強化が急務です。

ネットからのコメント

1、椎名絶叫の「ホープっ！」って姿が山王耕造を見てるようでしたね。感極まり涙する栗栖の「社長〜」と共にこのドラマのクライマックスでした。これぞブラッドスポーツ血の継承です。ロイヤルホープが繋いだ椎名を含めたファミリーの絆、鞍上佐木も社長との約束を果たせて物凄く良かった。山王愛娘を口取り撮影に誘うシーンがこれまた良かった。クールな椎名が人間味あふれる姿に変わった事もこのドラマの見どころでしたね

2、やっぱり25年の有馬記念で山王社長×椎名の“隠し子”であるビッグホープがファミリー以下をまとめて面倒みたってところが最大のハイライト＆サプライズでホントに鳥肌モノ。椎名が「ホープっ！」って絶叫してたのも山王社長の姿とリンクして込み上げるモノがあった。しかも鞍上が山王社長の娘婿であり、ロイヤルファミリーもソーパーフェクトも降ろされて、かつビッグホープの父親であるロイヤルホープ騎乗の為に中央移籍した佐木が遂に報われたってところがホントによかった。ビッグホープでもスピンオフで一本ドラマが撮れそうな感じがしたな。

いやー見事なまでの伏線回収。素晴らしかった。

3、ザ・ロイヤルファミリーは、近年まれにみる伏線回収のハッピーエンドだった。山王耕造vs椎名父だったはずが、最後は山王耕造＆椎名父になるのだから。ビッグホープが若い世代の壁になり、次の年ファミリーが有馬を取る。佐木も翔平も有馬を取る。翔平は大阪杯、天皇賞春、凱旋門賞も取ってしまった。栗須と加奈子は結婚し、養老牧場を経営する。耕一は会社を立ち上げ、正式に馬主になる。ただ、一番の見どころはファミリーの嘶きだ。負けて終わった有馬の後の、心の叫びだ。俺はまだ走りたい。まだやれる。走らせてくれ。そして引退を撤回した場面が素晴らしかった。そして、ファンファーレを始め、ドラマの音楽が秀逸で、ユーモラスな部分もシリアスな場面も、高揚する場面も、最高だった。いいドラマだった。

4、本編通じて冷静沈着というか、喜怒哀楽を出さない椎名社長のあの興奮ぶりがとても新鮮に感じ、また山王・椎名両氏の約束やそれだけに勝利への想いがあったのだと伝わりました。好きなキャラ、憎たらしいキャラ両方いましたが、それだけ没入できたのはどの役者さんの演技も素晴らしかったからこそだと思いました。

でも最後はみんなどこか優しかった。