青森県東方沖で最大震度6強の地震が発生してから1週間が経ち、その後も北海道から三陸沖にかけて72回の地震が観測されている状況です。その中で、震度3以上は11回、震度4以上が6回発生しています。さらに、能登半島沖でも震度4の地震が発生しており、地震の警戒が必要な状態が続いています。気象庁は「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表し、特定の地域には防災対応をとるべきとしています。
日常生活の中で、家の中に危険な箇所がないか確認し、非常用グッズや避難経路の点検をするなど、地震への備えを再確認することが求められています。特に、緊急地震速報が発表された際は、速やかに身を守る行動をとることが推奨されています。

地震多発に直面している今、安全確保の準備が不可欠であることを強く認識しなければなりません。これまでの震災経験からも、日本の防災計画にはさらなる改善が必要です。一例として、耐震基準を満たしていない建物の改修や、避難経路の整備が挙げられます。自治体レベルでの地域防災訓練の増加と、住民の防災意識の向上も不可欠です。各家庭では、防災グッズの見直しやリスクアセスメントを定期的に行いましょう。特に、非常時に役立つ情報源として、簡便に入手可能なラジオや、防災アプリの活用をお勧めします。
地震が私たちの生活にどれほどのリスクをもたらすのかを理解し、その上で各個人がどのような準備をすべきかを考えることが、より良い社会を築くための一歩となるでしょう。沈黙は安全を保障するものではなく、行動こそが希望を生み出します。




ネットからのコメント
1、脅す気などはサラサラ無いですが、大きな地震の10日後に大きな地震が発生した例もあります。北海道・三陸沖後発地震注意情報の呼びかけ期間が終了したあとでも警戒を続けることが大切です。「来ないだろう」でなく、「来るかも知れない」と考えることで命を守ることができます。
2、東北はもちろん、日本全国どこで起こってもおかしくないわけですよね。防災グッズを準備しておくことだけでなく、何かあったときのために水や食糧、防寒着などを準備しておくことも必要ですね。ちょっと嵩張るけどポータブル発電機やガストーチとボンベを準備しておくとより安心だと思います。結局のところ、備えあれば患いなしなので、準備をしておきたいですね。
3、1919年以降千島海溝沿いではM7クラスが今回の地震で8回、M8クラスが5回発生していますが、これまで、千島海溝の全割れ【M9クラス】は起きていません。日本も含め世界で起きたM9クラスには、100%で前震が起きますが、一方で、どれだけの規模又は、位置や継続した地震回数でと言ったものは決まっていません。
毎回、前震となりうる規模の地震が起きる度に警戒することになります。日本での唯一の前震である東日本大震災でも地震観測が始まったからのM7クラス18回、M8クラス1回の後で起きました。常に、備えあればの意識でいることが大切ということになります。日本は面積は小さいけど、世界のM7クラス以上【7クラス178回・8クラス10回・9クラス1回】の約25%が起きている地震大国ですから。
4、備えって何なんだろうなと思う。車の中や家の中に備蓄品等のモノは置いてるけど、家が潰れたり火事になったりしたら終わりだ。リュックに詰めて避難所に持っていっても、盗られたり集られたり徴収されたりといった経験者の話もあるし、安心できない。あと、何ヶ月にもわたってライフラインが止まったら、インフラや治安維持が崩壊するような事態になったら、1週間2週間の備えなんて焼け石に水もいいとこだ。災害時の備えに絶対的な安心なんてないことも、備えはないよりはマシってこともわかるけど、個人の備えをとばかり言われることにそろそろうんざりしてきた。
国や地方自治体は、大きな組織としての備えをどのようにやっているのかももっと発信してほしいなと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c87256feb518d14605318719c61d2b840df3d4e5,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]