日本は2024年1月に双子のパンダ「シャオシャオ」と「レイレイ」を中国に返還する予定で、これにより53年ぶりに「パンダがいない国」になる見通しです。当初の貸与期間は2026年まででしたが、返還は1月下旬に繰り上げられます。日中関係は台湾有事に関連した高市早苗首相の発言で冷え込んでおり、新たなパンダ貸与の交渉は停滞しています。

この状況下で上野動物園では最後の観覧日に向けて観覧時間を制限し市民に対応する計画です。1972年以来、30頭以上のパンダが日本で飼育されていますが、その歴史に一区切りを付けることになります。

日本で半世紀以上続いたパンダの象徴が一時的に失われることは、感情的にも大きな衝撃です。その背景には、パンダ貸与をめぐる国際的な外交の複雑さがあります。市民の皆さんにとって、パンダは単なる動物ではなく、日々の生活に温かさや優しさを提供してきた存在です。この喪失感はすぐには消えないかもしれませんが、この状況を受け入れ、次のステップを考える時期に差し掛かっています。未来に向けて新しい日中関係を築き、再びパンダが日本に来る日を楽しみに待ちましょう。失われたものの代わりとして、地域社会や家族と一緒に新たな楽しみを見つける手助けをすることができるでしょう。

ネットからのコメント

1、パンダ外交から始まり、日中友好の証のようになっていたが、友好ではなくなったと言うわかりやすい状況。今のこの状況で、こちらからわざわざ頭を下げてまで借りに行く必要もなかろう。いなくても別段困らない。どうしても見たい人は、多少危険とわかっても行くなら、仕方ないのかな。地震も突然来るので恐ろしいが、彼の国も突然何かが起きそうで怖くて行く気にはならないが。

2、パンダが居なくなって寂しいなら、月の輪熊に白黒のペイントして見せれば良い、たいして変わらんよ。熊牧場で月の輪熊見たけど、餌を貰うために、前足を上げたり、擦ったり色々芸を見せてくれた、ただ竹を食ってるだけのパンダよりサービスが良かったぞ。

3、表向きは友好とかで取り繕ってるが、日本から幾らパンダって体裁で、中国にお金が流れてるかって事はっきりと報道少ないよね。別に多額の税金でパンダが国民の税金の使い道として本当に正当で国民に対して平等性が有るかって処もこの際議論して欲しいとも感じる。

4、パンダがいたから何？パンダがいないからどうなるの？一種の動物だけに陽のあたりばかりしていたら動物園は行かないの？　世の中色んな個性ある動物がいますよ。

もっと動物園を楽しみましょう。