事件概要
2025年8月、ロサンゼルス・リトルトーキョーで「二世ウィーク」が開催され、多くの人々が集まりました。この祭りは1934年に日系移民の文化を継承するために始まり、戦時中は強制収容によって中断されましたが、終戦後に復活し、現在も続いています。

今年は移民排斥を叫ぶ過激デモの影響を受けたため、祭りはより一層意義深く感じられました。日系四世地元協議会のフクシマ代表は、移民への厳しい風当たりに対し、政権が率先してリーダーシップを発揮し、皆が一丸となることが重要だと語りました。

コメント
今、アメリカでは移民に対する排除的な動きが強まり、その風当たりの強さは深刻です。このような社会的潮流の中で、日系人社会の祭りが意義を持つことは、ただの文化的イベントではなく、自己のアイデンティティと共同体の絆を守るための重要な手段であることを示しています。移民排斥の動きに対して、「これが良くない」と声を上げることは非常に大切です。しかし、問題の根源には、移民政策に対する深い誤解や偏見があります。

まず、移民に対する教育と理解を深める施策が必要です。移民支援の体制を強化し、偏見をなくすための法的整備が急務です。社会全体で、共生を促進し、さまざまなバックグラウンドを持つ人々が共に歩む社会を作り上げるべきです。移民が互いに支え合うことを理解し、差別に立ち向かう姿勢こそが、強い社会を作るための第一歩です。

ネットからのコメント

1、この記事は移民と不法入国者（＝密入国者）や違法行為者をごっちゃにしてませんか。不法入国者をきちんと法手続きのもとで取り締まり強制送還しようとか、違法行為・迷惑行為を行なう外国人を規制しようという論調は確かに増えました。でもそれは正当に合法的に入国し法律を守って暮らしてる適法外国人の方々まで排斥しようという排他的なものではありません。不法入国者を野放しにしたり適法外国人と同じ処遇をするならば、適法に日本に住まう外国人居住者との間に不公平があるでしょ。

2、リトルトーキョーは日本人がいないのはなぜ？リトルトーキョーは日本人ではなく､その多くが韓国人や中国人によって運営されている（たとえば､リトルトーキョーの一角でストアが集まる複合ビル・リトルトーキョースクエアにある店舗はそのほとんどが韓国人経営だ。

中には韓国焼肉や韓国化粧品の店も）。 つまり「日本人以外の、日本人以外による､日本人以外のための日本」。だそうです。

3、もう30年以上前の、湾岸戦争の頃ですが・・・イラン人の『不法労働者』が、日本に大挙して押し寄せ、社会問題になりました。その時もマスコミは『合法的な移民であった、日系人』と、『不法労働者に過ぎないイラン人』を同列にして『日本は移民を出すクセに、外国の移民は受け入れないのか！差別だ！』なんて、日本を非難しました。当時から、マスコミは、現実も正しいデータも見ていませんね。

4、「移民排斥」はミスリード。正確には不法移民取り締まり強化。不法移民の強制送還は、オバマやバイデン、民主党大統領時代から頻繁に行っているので、トランプが言い出したわけじゃない。日本も同じで、一部政党が主張しているのは出入国管理及び難民認定法の厳格な運用。これまで日本は緩すぎた。