オーストラリアでは16歳未満の子供のSNS利用を禁止する法律が10日に施行されたが、年齢確認の実効性に課題がある。企業の裁量に任せた年齢確認では、子供が簡単に規制を回避できる可能性があり、憲法との適合性を巡って訴訟も提起されている。政府はSNSによるいじめや性的搾取、依存の防止を目的としているが、指定された10のSNS以外のサービスに登録が増加する懸念もある。
なお、法律では違反する企業には高額な罰金が科されるが、子供や保護者には罰則は課されない。

法律の施行に伴い、オーストラリアで16歳未満のSNS利用を禁止する措置が取られていますが、その実効性には多くの問題があります。特に、年齢確認プロセスが整備されておらず、企業任せであることが大きな懸念です。年齢詐称やVPN利用などで禁止を回避する方法が多く、禁止の本来の目的が達成されていない現状は問題です。まず、政府は業界と協力し、統一的で信頼性の高い年齢確認手段を開発すべきです。次に、教育機関や家庭を巻き込んだ、子供と保護者への啓蒙活動を強化する必要があります。最後に、隙間を突かれないよう、指定SNSを随時見直し、同様のサービスを含める対策が求められます。一方で、法の不備を突いて禁止を回避する現象は、法律自体や社会が抱える課題を映し出しています。
これを契機に、より実効性のある政策を追求することが、持続可能な社会の構築に欠かせないでしょう。
ネットからのコメント
1、日本でも真剣に議論するべきでしょう。事件に巻き込まれるリスクやいじめの問題もあるけど子供の成育に悪影響もあると思う。人の悪意が溢れているしそんなものをさんざん見て育った子供がまともな大人になれるだろうかその上でsns利用は身分証を義務付けて匿名でのsns利用を禁止するべきだ。年齢、性別、本名を明かして利用させるべきだろう。もちろんサブアカウントも含めて全て実名。違反行為があったら全て一定期間利用禁止。そのくらいのルール作りはやってほしいな
2、どこまで効果があるか分からないが親が子供に規制する大義名分にはなると思う。それに国を挙げてSNSに絡む犯罪などから子供を守ると言うのは素晴らしいと思う。あとは社会がどれだけそれに追従出来るかだと思う。しかし実際に子供が性犯罪など事件に巻き込まれることを思うとこのような取り組みは親としてはありがたいのではないか。
3、日本も秘匿性が強いSNSについては禁止すべきだ。
犯罪やいわゆる陰険な「イジメ」がはびこる状態にしたのは言うまでもない。依存症とも言える状態はよろしくないのは周知の事実。脳にも悪影響になる報告もある。将来、認知症など今の数倍になる報告もあるし、脳そのものが変形する可能性があると言う。調べればエビデンスもあるし。そろそろ携帯依存症も考えなきゃ、色々弊害が出てくる時代になる。
4、実効性は微妙なところがあるかもしれませんが、少なくとも建前として禁止されることで依存する子供達が減るでしょう。その分親の心配が減るかもしれないというだけでなく、勉学やリアルでの楽しみが充実するかも。ある意味社会実験ですので、数年後どうなるか楽しみです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/cec430bd59cbc0b408b56096596b6f8fe19de120,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]