年末年始の帰省ラッシュにおいて、JR東海・山陽新幹線の「のぞみ」が全席指定となり、自由席を求める乗客が増加することが予想される。12月末の大晦日、新幹線自由席を利用した会社員Nさんは、混雑した車中で、子ども3人を連れた母親が席を探し回る様子を目撃。母親が通路側の男性に「子どもだけでも座らせてほしい」と頼むと、通路側の男性とNさんは席を譲ることに同意。
しかし、真ん中の男性は不満を示し、論争となった後、最終的に他の乗客も加わり、親子に席が確保された。

このような状況をみると、多くの人々が他者に対する思いやりを示したことに感動する一方で、新幹線の運行管理については議論の余地がある。特に、自由席を巡る乗客間のトラブルは新幹線の設計や運用における欠陥を浮き彫りにしている。全席指定の「のぞみ」が増加する中、自由席の需要に対応できていない現状は明らかだ。
まず、自由席の設定を再評価し、繁忙期には増便することが不可欠だ。また、乗車マナーや緊急時の対応について乗客に啓発を行うことで、トラブルを未然に防ぐ施策が求められる。さらに、自由席の配置についての柔軟な見直しを行うことで、より公平かつ効率的な利用を促進するしかない。
個人の善意に依存する今のままでは、いつまでも根本的な問題解決は期待できない。
私たちは、その場しのぎではなく、具体的な取り組みを進めることで、多くの人々が快適に移動できる社会を目指すべきだ。
ネットからのコメント
1、子供だけでも…って、申し訳ないけどちょっとなと私も思ってしまう。新幹線はほとんどが長い時間の移動だし、チケットをとって寒い中座るために並んでる。なのに譲ってデッキに立って移動ってなんで?って気持ちわかります。その方が帰省のための移動なのかわからないけど、お子さん3人も連れてるなら指定席とりましょうよ。在来線なら譲ったりはわかりますが、新幹線は指定席が存在します。取れなかったなら一度くらいは帰省を諦めるとか、時期をずらすとか工夫できると思うんですよね。冷たいかも知れませんが、私はそう思います。
2、まずは子どもがいながら指定席も取らず、他人の善意に依存するズルい人を、「悪気がない人」って解釈するのはやめませんか?最近そういう風潮増えてきたよ。「知らなかった」を仕方ないと捉え、うまくいかない現実を自責で考えないから、こんな図々しいひとが出てきて、挙句断られたら日本オワタみたいな流れになるのだから。
自分が至らないだけなのに論理のすり替えをする人をもう少し厳しく評価する社会であってほしい。
3、子供だけでも、子供がいるから。そういう感覚で他人の善意を安易に要求するのは親として人間として恥ずかしい事だと思います。私も子供を育ててきましたが子供の安全や躾の責任は全て親の責任であると思ってやっていました。電車の席はお金を出して絶対に座れる席を確保すれば済むことなんです。早期に予定を立てて早く予約をとれば良いんですよ。
4、座りたいなら座らせたいならチケット買えばいいと思うのは、冷たい意見でしょうか…みんな疲れてて座りたいものだと思ってます。チケット買わずに座る電車普通の電車では譲ったりなどわかりますが、チケット買える電車があるならそちらを選べばいいと思います…
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/93a24c88b174b133255fdaca1e676753659ef9cb,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]