アップルが発表した2025年4〜6月期の決算によると、純利益は前年同期比で9%増の2343億4000万ドル(約3兆5000億円)、売上高は10%増の9403億6000万ドルに達した。特に主力のiPhoneが好調で、売上高は13%増の4458億2000万ドルを記録。「iPhone 16」シリーズの継続的な人気に加え、新たに展開された生成AI「アップルインテリジェンス」の導入地域と対応言語の拡大が追い風となった。
中国市場でも苦戦を乗り越え売上を伸ばしている。
機能面で競合に遅れているとの批判がありながらも、アップルは巧みに巻き返しを図っている。しかしここにこそ、根本的な課題がある。つまり、機能革新よりもブランド力と囲い込み戦略に依存するビジネスモデルだ。これは短期的な利益には繋がるが、技術革新の本質を軽視すれば長期的には衰退を招く。第一に、AIや端末機能において実質的な技術革新を継続すべきである。第二に、競争環境を健全に保つため、独占的なエコシステムを見直す必要がある。第三に、消費者に選択肢を与える柔軟な互換性政策が求められる。売上という数字の裏にあるのは、依然として「囲い込みによる強制的優位性」だ。技術の本質は、自由と進化であって、ブランド神話の維持ではない。
ネットからのコメント
1、利益の額もすごいが、何より利益率の高さに驚く。
売上比で25%近くが純利益って、こんな高利益体質の企業はなかなか無い。一般的な製造業と比較したらとんでもない差がある。やはりデジタル製品は高付加価値。日本は「薄利多売」を美徳とする国だが、市場が成長している時はよくても、成熟した国家としては、薄利多売では行き詰まる。多売が成立しない。やっぱりもっと高付加価値を追求していかないとダメだと思わされる。
2、iPhone13Proを使ってるが、新しい機種に買い替えようと全く思わなくなった。AIについてもAppleは出遅れているしiPhone16シリーズもそれほど大進化しているわけでもないし、バッテリーがダメになるまでは当分今のiPhoneを使うことになりそう。あとは為替の影響も含めて値段が高過ぎますよね。一括でいつも買ってましたが、さすがに躊躇するような価格になってきているのも買い替えをやるモチベーションの低下につながりますね。
3、iPhoneが使いやすく、iPhoneしか使った事がありません。これからもiPhoneのつもりですが、どんどん価格が上がって行き、iPhone16Eでも10万程となると機種変に躊躇してしまいます。
中古には抵抗あるし。自分だけではなく、家族分となると尚更。機能は抑えてもいいので、もっと価格を抑えたiPhoneを販売して欲しい。
4、5年間使っていたiPhone Xを最近16に買い替えました。iPadとも同期しているのでiPhoneでなければ困ります。当たり前のことですがこの数年間に、かなりの進歩を遂げていて、とても快適です確かに安い買い物ではありませんが、喫煙の習慣やしょっちゅう外食をすることに比べれば、決して高いとは思いません。充電の仕方や普段の意識で長く使うこともできると思います。私は仕事に欠かせませんが、先日の津波のようにもはやスマホはなくてはならないものになっていると思います
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/45ac7a6b6c1a49cbe6d419643ebf5a00d014b8f7,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]