【事件概要】
2025年8月1日までに、日本保守党代表の百田尚樹氏(69)がX(旧ツイッター)で元大阪府知事・橋下徹氏(56)に対し“忠告”を投稿。発端は、日本保守党の北村晴男参院議員が石破茂元防衛相に対して「奇妙な生き物」などの表現を含むリプライを約20回投稿したことにある。
これに橋下氏が「人格攻撃・誹謗中傷の中毒者集団」と批判し、百田氏は「昔、一般人のわしにやり込められて…」と応酬。SNS上で公人同士による激しい非難合戦が続いている。
【コメント】
これはもはや政策論争ではなく、劣化した個人攻撃の応酬だ。しかも、税金で活動する公人が率先してSNS上で人格攻撃を繰り返す状況は、異常の一言に尽きる。特定の政治家に対して「奇妙な生き物」などの表現を20回以上投下する行為は、品位も常識も欠いており、政治的主張というよりネットリンチに近い。
本質的な問題は、公人のSNS利用に対するガイドラインが曖昧で、政治的責任の所在が曖昧なまま発信が放置されている点だ。加えて、政党内での発言の制御や自浄作用が機能していないことも問題を深刻化させている。
対応策として、①公人によるSNS発言に関する明確な倫理規定の制定、②違反時の懲罰的措置(発言制限や党内処分など)の制度化、③議員向けのSNSリテラシー教育の義務化を早急に実施すべきだ。
政治とは本来、信頼と理性に裏打ちされた言論で構築されるべきだ。言葉を武器にするのなら、最低限の礼節と責任を持て。侮辱でしか会話できない者に、国の未来は託せない。
ネットからのコメント
1、橋下さんコメンテーターとして好き勝手言って維新を操るより政治家に戻り言っている事を堂々と実行すれば良いではありませんか。なお橋下徹氏の保守派への絡み方が異様です。かつてやり込められた仕返しなのかどこぞの国からの指令なのかわかりませんが口汚く罵る姿に目を覆います。
2、コメンテーターなので色々注目をされるようなことを言わないといけないのかもしれないが、自己矛盾に陥っていてるのは百田氏の言う通りだと思う。個人的にはそんな言葉尻の揚げ足とりをニュースにするより、もっと大きな目標とかこの国をどうしていくかってとこの議論についてのみニュースにしてほしい。
3、ここ最近の、政治家やいわゆるコメンテーターとか有名人がSNS等で聞くに堪えない言葉を使って人を批判したりしてるのが昨今の日本の政治をおかしくしてる気がしてならない。言葉を大切にしないといけない方々がこれでは他の一般人がそうなってるのも当たり前な気がする。
4、百田氏や北村氏の発言は汚いと捉えられる部分はあるにせよ、大筋では理解出来る。橋下氏への信頼は大阪市長時代に桜井誠氏への対応で薄れ、上海電力の件で失墜した。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6c1f4e6890fe5037e7ca10ff34ff72fb1a87936b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]