セ・リーグは8月4日、東京都での理事会にてDH制(指名打者制)の導入を決定。これは1936年設立の「日本職業野球連盟」、1949年誕生のセ・リーグの歴史を考えると新たな局面となる。理事長の鈴木清明氏は「国際的な潮流を意識した」と発表。また、8月7日巨人・ヤクルト戦での投手の打撃活躍がDH制への批判を呼び起こし、ファンの間では投手打撃の楽しさ再評価が進む。
この決定に、ファン意見を無視した側面があるとして議論が続いている。
DH制の導入決定に際して、セ・リーグがファンの意見を十分に反映しなかったことは大きな問題です。長年積み重ねてきた伝統を無視し、一部の理事会でのみ決定されたこの方針変更は、ファンとのコミュニケーション不足を浮き彫りにしています。まず第一に、各球団はもっと早い段階でファンの声を集める機会を設けるべきでした。オンラインアンケートやパブリックコメントの実施が求められていたと言えます。第二に、決定過程を透明化し、ファンの意見がどのように反映されたかを明示することで、不満を減少させる努力が必要でした。三番目に、導入までの期間を活用し、交流戦での経験を積極的に活かすための準備を進めるなど、より早期の実施を検討することも選択肢としてあったはずです。
セ・リーグは、ファンの熱意とゲームの楽しみを軽視する姿勢を改め、より深い絆を再構築することが求められています。この機会に、ファンの期待を真摯に受け止め、より良い未来を選び取るべきです。
ネットからのコメント
1、各球団の協議において、DH導入に消極的だった球団に中途半端に歩み寄った結果意味不明な2年後導入に至ったのではないかと想像します。たった1年のために打席やバント練習を強いられる投手陣の心境などを考えると、選手ファーストからは程遠い結論だと感じます。今からでも来期導入に変更すべきだと考えます。
2、各チームに必ずホームラン30本は打つ主砲がいて、チーム打率は悪くても.250以上、チーム防御率が2点台なら凄い投手陣、稀にエース同士の投手戦、という時代ならそう思う。今は、ボールの影響、投手のボールスピードアップによりホームランの数がかなり減り、本当に点数が入らない。やっぱりもう少し点が入った方が試合も楽しいと思う。来シーズンからのスタートは本当にそう思う。来シーズンだけの為にバントの練習をする投手がかわいそう。
3、時代の流れで仕方がないとは思うが、投手に打順が回った時に代打を出すか出さないかの駆け引きとか、打たないと思っている投手がタイムリーとか打つとベンチもお客さんも盛り上がったりするので、自分は投手が打席に立つ元々のルールの方が面白いと思う。
4、投手も打者も世界最高レベルで、どちらも大好きな大谷選手が希望するのは、DH制。本来ならばDHナシの方が、多く打席に入れるし、チームとしても9人全員が強打者の方が喜びそうなのに…。ルールは変わるもの。歴史をもっと遡れば、野球は元々はクリケットから派生した。クリケットからルール変更にルール変更を重ねて、今の形になっている。近年では、2段モーションが禁止になったり、また解禁になったり、ピッチクロックが開始されたり、リクエスト制度ができるようになったり、タイブレーク制度ができたり…。大きく逸脱していないルール変更はあってもいいし、時代に合わせてルール変更はするべき。時代と共に変わっていく事に慣れていかないとですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/fa82dbd7978fb31d2310a22c7b0f61a093b10514,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]