事件概要:10月13日夜、大阪で地下鉄の運転見合わせが発生したため、日本国際博覧会協会は翌14日の関西万博の開場時間を通常より1時間遅らせると決定した。この変更についての情報は充分に周知されず、14日朝、東ゲート前には開場を待つ多くの人々が列を作る事態となった。山梨県から家族で訪れた安留美佳さんは、予定の変更を午前8時になって知り、パビリオン予約に間に合うか心配したというが、大勢の来場者が同様の状況であることを理解しているようだ。
コメント:この事件は、情報伝達の欠陥が明らかとなった典型例である。運転見合わせの影響で万博の開場時間を遅らせる必要が生じたことは理解できるが、情報が適切に周知されなかったことは批判に値する。まず、変更が決定した時点で迅速に多チャンネルを通じて通知する体制の強化が必要だ。次に、万博協会は公式ウェブサイトやSNS、交通機関の案内などを通じて、より広く情報発信すべきである。第三に、緊急時にはインフォメーションセンターを設置し、来場者がリアルタイムで情報を受け取れる手段を提供することが求められる。情報の伝達は公共の信頼を維持するための鍵であり、指定された予定を守らなかった結果として多くの人々に無駄な時間を強いたことは実に残念である。現状に甘んじずに改善を進めることで、価値ある公共サービスの提供に繋がると期待される。
ネットからのコメント
1、通期パス以外の1日限りの来場者は1日見て回りたいから朝イチ 9時の入場枠を予約しているだろう。その中でも 人気パビリオンに予約無しで入りたい人は6時7時から入園待ちをしている。開園時刻の変更により、9時枠に加え10時枠の人たちまで並んだらカオスな状態になるだろう。パビリオンがオープン出来なくても、とりあえず開園して 人を分散させた方が良いのではないか。大屋根リングを散歩するだけでも、開園待ちで地蔵になるよりはかなりマシだと思うのですが。
2、開場時間が変更になったからゆっくりめに行ってくださいとテレビで言ってたけど、遅らせれば遅らせるほど当然、入場時間は遅くなる。テレビの中継の時間ですでに始発で来て待ってる人がいるのだ。待たされるのわかっていても早く行くに越したことはない。
3、帰宅できなかったり入れなかったりの来場者は本当に大変だと思うが、正直今回のは万博運営側としては止むを得ない事態だと思う。報道を見ていても現地のスタッフもおそらく理不尽な抗議もある中で非常に真摯に丁寧に対応している感じがするし、セキュリティ面では悩ましいところでもパビリオンを開放したり精一杯の対応をしているのではないだろうか。
現地での不満や混乱も限定的で、一部報道で煽られている程ではないのではないかと感じる。
4、万博会場では約1300人の清掃員が従事し、ダスキン、イオンディライト、東洋テックビルサービス、ビケンテクノ、美素建物管理の5社がエリア別に分担。その日の想定来場者数に応じて1日当たり約220~300人が午前7時から午後11時まで2交代制で清掃にあたっています。今頃総出で清掃作業を行ってるはず。お疲れ様です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8081939a9a5b176a63a86f786a595cabfa8ebe88,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]