事件概要:2025年8月5日、米ジョージ・ワシントン大学の「国家安全保障アーカイブ(NSA)」は、広島への原爆投下から80年を迎え、機密解除された公文書を新たに公開した。この資料には、原爆投下から2日後に米軍が推計した犠牲者数が「少なくとも10万人」と記された初期分析が含まれている。特に、1945年8月8日付で作成された「ヒロシマ・ミッション」の文書では、市街地が完全に破壊され、広島の都市としての存在が消失したと描写されている。
米軍は、この事件を「軍の指導者により不必要に犠牲になった」とし、最も控えめに見積もって10万人が犠牲になったと記録。広島市は原爆投下後、45年末までに約14万人の死亡を推定している。
コメント:広島の原爆投下の実態が新たに公開された今、70年以上前の悲劇の真実が再び私たちの前に立ち現れています。米軍の初期分析によれば、原爆投下からわずか2日後に10万人もの命が奪われたとされています。特に、「ヒロシマ・ミッション」の文書では、広島の市街地が完全に壊滅し、都市そのものが存在しなくなったと描かれており、その衝撃は計り知れません。しかし、重要なのは、このような悲劇がただ過去の出来事として語られるべきではないということです。私たちは、二度と同じ過ちを繰り返さないために、核兵器の恐ろしさを理解し、戦争の無意味さを広め続ける責任があるのです。
最も控えめな推計でさえ、10万人という犠牲者数はあまりにも大きすぎます。今後の世界が平和を保つためには、この事実を忘れてはならないし、核兵器の廃絶に向けて一層の努力が求められる時です。
ネットからのコメント
1、10万人の市民が「(旧日本)軍の指導者により不必要に犠牲になった」と記している。今でも米国はこの内容を踏襲しているのだろうか。人類史上最悪のジェノサイドを正当化する姿勢は許せるわけもなく、本来ならば、その反省から80年間、謝罪と賠償を繰り返しているべき事案。日本は米国の支配から抜け出し、完全なる主権国家を取り戻すべきである。
2、広島の原爆から80年、米軍の初期推計では原爆投下直後の時点ですでに10万人もの犠牲者が出たとされており、広島市が推計した14万人という数字と比べても、その規模の大きさが伺えます。世界中から核がなくなるのが理想ではありますが、現実には核兵器をめぐる国際情勢は複雑です。だからこそ、今回のような資料の公開は大きな意味を持ちます。当時、ヒロシマはもはや存在しないと記録されたほどの壊滅的な被害を受けました。
二度とこのような悲劇が繰り返されないよう、戦争の事実を次世代にしっかりと伝え、語り継いでいくことが大切だと思います。
3、色んな考え方があると思いますが、戦争とはこういう事なのです。戦時化で理想論など無いのです。殺すか殺されるかなのです。だから戦争を起こさない為の、最大の防御は何かを真剣に考えるべきなのです。
4、私は核兵器が世界から無くなればいいと思っています。原爆資料館も幾度か観に行きましたし、映画やドキュメントを観たりしながら被爆者の方々の辛い記憶だからこそ語ることを避け、静かに今を過ごす心理も人として納得させられます。これを踏まえて率直な自分の気持ちになりますが、最も憎むべきは原子爆弾を開発し使用した当時のアメリカの上層部、そして核兵器廃絶を言わないといけない国はそれらへの防衛策の為に保持する国ではなく開発を続けて核を大量に保持するアメリカ、ロシア、中国だと思います。しかし被爆国であり一番怒っていい日本人は不思議な国民で原爆投下は自己責任と教えられます。そして不思議と核兵器を使用した国や大量に保持している国々が悪いとは教えられません。
殴った方が悪いのではなく殴られた自分に非があると教えられます。日本にイジメられる方が悪いという自虐的な発想があったのもそのせいですかね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/63379983de8200f69f4ea415bf497dd3d6a3de20,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]