事件概要:2025年8月4日、米新興企業オープンAIは、対話型生成人工知能(AI)「チャットGPT」の利用者数が1週間当たり7億人を超える見込みであることを明らかにした。これは、3月末の5億人から約2億人増加し、前年の4倍に達する規模である。この成長はAI技術が広く浸透し、多くの人々が学習や創造、問題解決に活用していることを示している。
オープンAIの製品責任者ニック・ターリー氏は、X(旧ツイッター)でこの成果を報告し、チームの努力に感謝の意を表した。
コメント:この急速な成長には驚くべき側面があるが、同時に慎重な視点も必要だ。AIがこれだけ急速に普及していく中で、情報の信頼性や倫理的な問題が二の次になっている懸念が強まる。現在、AIは多くの人々の学習や創造活動に有益であるが、無制限に拡大し続けることが果たして人間社会全体にとって最善なのかは疑問が残る。特に、AIの導入により失われる職業や、過剰な依存が引き起こすリスクに目を向けるべきだ。
解決策としては、まずAIの利用に関する規制やガイドラインを早急に策定することが必要だ。次に、AIと人間の協働を促進する教育プログラムを整備し、AIによる職業消失を防ぐための再教育支援を充実させるべきだ。
さらに、AIを利用する人々のリテラシー向上に力を入れ、情報の正確性や倫理に関する教育を強化することが求められる。AI技術の進化は否応なく進んでいるが、社会全体がその影響を十分に受け入れ、活用するためには、もっと積極的に社会的な整備を進める必要がある。
ネットからのコメント
1、先日、補助金活用の相談に会議所に行ったのですが私が職員にした質問をそっくりそのままチャットGPTに聞いていてその返答をそのまま音読それなら私もここに来なくてもできるわーって思いました。私は職員さんが持つ経験を踏まえたアドバイスが欲しかったんですがね。確かに色々と教えてはくれると思いますがそこに自分の考えや経験を踏まえた上で、こんな提案ができますというのががなければその人の存在意義はなくなってくると思いましたし、行政なんかもこういう世界観が増えてくるのかなと。そうすると、職員が大幅に減らされて、質問は受付にあるコンピューターのチャットGPTにしてくださいってなりそうですね。もうすでにそういう世界線にあるのかな。その職員さんは現在チャットGPTを活用した取り組みをしています!って得意そうに答えていたのですが、自分の頭で考えることを辞めてしまうことの危うさを感じました。
2、実際に仕事で使ってます。アイデア出しの為の壁打ちや文言のチェック、資料のまとめ等。特に文章を考えたりするのはサクッと出てくる。ただやはり100点満点の回答が一発で出るわけではないので、こちらのチェックも必要です。なので間違いに気づける、ある程度経験を積んだ中堅社員以上の人間ほど使い勝手は良いと思います。気づかないだけでAIを取り組まれてるサービスなんて世の中に溢れかえってて知らずに触れていますし、無料で使えるし怖がらず使ってみるのが良いと思います。
3、現在のChatGPTは、4oやo3のように用途別のモデルが複数存在し、かえって分かりにくい面もありますが、その点は近々発表される見込みのGPT-5で整理されることでしょう。無償版の4oを使用するだけでもその進歩は感じられますが、個人的にはo3に代表される推論モデルの進歩には特に目を見張るものがあります。今年に入ってからの進化は目覚ましく、その発展は加速度的であると感じます。もはや多くの人間の知能を超越していると言えるでしょう。現段階ではAIに対して「まだ使えない」と歯がゆさを感じることもありますが、今AIにはできないことも5年後には可能になっていても全く不思議ではありません。
だからこそ、この進化の最先端に常に触れ続けることが大切だと感じています。
4、今度、銀行にとある金融商品を買いに行くのですが、初めて銀行に相談しにいくのでチャットGPTに聞いたら、こういう対応をされて、もしかしたら、営業でこういう商品を提案されるかもしれないです。という事を教えてもらったので、初心者の自分的には、「銀行=安心」と勝手に思っていたところ、銀行に行ったら色々営業されるのかという気づきをもらいました。こういうのって、変な宗教に入っている人も、チャットGPTに聞いて、第三者的な意見を知る良いツールだと思うんですよね。もしかしたら「何か違う」というきっかけにもなるかもしれないです。もちろん、チャットGPTに頼りすぎるのもよくないですが。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/994cebcee252abc762381e0c7c45e5f485df5352,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]