歌手の美川憲一氏は、「洞不全症候群」と「パーキンソン病」という二つの難病を乗り越えて、10月10日に都内で復帰会見を行いました。9月に不整脈の一種である洞不全症候群と診断され、ペースメーカーを埋め込む手術を受けた美川氏は、入院中にパーキンソン病も判明したとのこと。約1か月半にわたる入院生活を経て、リハビリと投薬治療を続けています。

当初の体調不良は5年前から続いていたもので、米ロサンゼルスで倒れた後の診断で発覚しました。現在、体調は「60％程度」と告白しつつも、14日に予定されている愛知でのディナーショーでの復帰に向けて、着実に準備を進めています。復帰ステージでは、コロッケとのジョイントディナーショーにて10曲ほど歌唱する予定で、自らの経験を通して同じ病と闘う人々に勇気を与えたいとの意を表しました。

美川憲一さんが厳しい闘病を経て再びステージに立つというニュースは、多くの人にとって励ましと力を与えるものです。難病の診断は誰にとっても衝撃的なものであり、それに加えて長年無休で働き続けてきた方にとってはなおさらです。しかし、美川さんの前向きな姿勢と新たな挑戦に向けた決意は、同じ境遇にある方々に大きな希望を届けてくれるでしょう。

彼が「車いすばかり乗るようになったら楽ですが、なるべく自分自身の足で歩くように」と述べたように、日常の小さな努力が大きな成果につながるのです。私自身も病気や困難に直面した際、日々の小さな目標を立てることが力になりました。周囲のサポートを受けながらも、自らの道を少しずつ歩む大切さを改めて感じます。美川さんの復帰ステージが心を打つ感動的な時間となることを願っています。

ネットからのコメント

1、祖母もパーキンソン病でした。祖母の様子を思い出すと、パーキンソン病で歌手を続ける事は困難が多いと思いますが、無理のないように頑張ってほしいです。もうすぐ承認が期待される、住友ファーマのIPSパーキンソン病治療薬が承認されれば、パーキンソン病は不治の病ではなくなります。医学の進歩にも期待したいです。

2、私の母もパーキンソン病です。発症して20年ぐらい経ちます。3ヶ月に1回の通院と飲み薬で何とか現状維持を保っています。母本人が言うには少しずつ歩きづらくなってきているそうですがそれでも家事は毎日一通りやっていますし、昼間近所のスーパーに1人で歩いて行ったりしています。

どうぞ無理をなさらず出来る範囲でお仕事を続けてください。

3、たまたまテレビで少し会見を見ていた。自分が病気にかかると結構あるマインドなんだけど、他の病気で闘ってる人を気遣うようなコメントが目立っていた。昔は毒舌キャラが売りだったけど、今度は病気で弱ってる人達に頑張る自分の姿を見せて少しでも力になれればというような感じだった。素直に頑張ってほしいと思った。

4、強いなぁ…自分が80歳になった時に、同じように活動出来るだろうか大ヒット曲の柳ヶ瀬ブルースは、方向性の違いで作者ともめ、投げやりになった歌い方だったと本人が語っていたのを聞いた事がありますしかしその歌い方が絶妙に受けて、ヒットに繋がったのも、美川憲一さんの運の強さであり、持ち味の凄さだと思います