11月11日、NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の第54話が放送された。主人公のヘブン(トミー・バストウ)は、リヨ(北香那)からもらったメジロを外に放した。この行動は、ヘブン自身の悲しい過去の告白を受けて自分を重ねた結果だろう。その姿を見てトキ(髙石あかり)は湯たんぽを持ち、さらに漬物石を手に、湯たんぽを破壊しようとしたが、ヘブンに制止され笑顔を見せた。
この一連の流れに、ネット上では「湯たんぽを壊す理由が意味不明」「飛躍しすぎ」と困惑が広がっている。視聴者からはトキの行動について、リヨとの思い出を消したいという思考だったのだろうと推察が寄せられたが、その湯たんぽを破壊しようという発想は常軌を逸しているとの声が相次いでいる。

ヘブンの行動に関連するトキの思考は、確かに視聴者にとって理解しがたいものでした。しかし、登場人物一人ひとりが感情により複雑な行動を取るのは、人間として自然なことです。これが現実の生活でもよくあることだということを忘れないでください。例えば、私自身も過去に感情に動かされて思わぬ行動をしてしまったことがありました。そんな時には、周りの友人が理解を示してくれたことで、自己嫌悪を乗り越えることができた経験があります。誰しもが失敗をするものです。
大切なことは、その過程で感情の整理をし、自己理解を深めることです。これからのストーリーで、キャラクターたちがどのように自らの感情を整理し、成長していくのか楽しみに見守りたいと思います。
ネットからのコメント
1、メジロを逃がした事でトキはヘブンさんとおリヨさまが破談になったと思ったんじゃないかな?だからおリヨさまの贈り物の湯たんぽを破壊しようとしたと私は思いました。どちらにしてもこのトキの行動でヘブンさんが声を出して笑えた事は良かったです。トキといると楽しいし笑顔になれる事にヘブンさんが気付いてだんだん魅かれてくのかなと思いました。
2、リヨの一方的で物言いのキツさは日頃からトキも感じるところがあっただろうから、メジロを逃がしたヘブンを見て上手くいかなかったと直感したんだろう人と深く関わらないと錦織や市長の前で話していたヘブンが、ここからどうトキに対して心境の変化がおきていくのか展開が楽しみだ
3、当時のアメリカ社会の闇だよね。聞きしに勝る人種差別だし、同じ人間に対する扱いじゃないですね。あそこまで、頑ななまでに人と深く関わらないと言われ、きっぱりと拒絶されたら、流石のおリヨも身を引かざるを得ないか。
。トキはあのヘブンの帰って来てからの沈んだ様子、錦織の纏っていた空気、そしておリヨからのプレゼントだったウグイスかメジロかの結論が結局出ないままだった鳥を空に放したことで、全てを察したんだね。同じくおリヨの贈り物だった湯たんぽも踏ん切りをつける為に無くしてしまおうと…。でもヘブンの中で湯たんぽは、寒い冬を乗り越える為に欠かせない実用品になってて慌てたんだね。トキの早とちりなんだけど、自分の気持ちに寄り添ってくれる心に触れ、ヘブンに笑顔が戻ったのが印象的でした。やはり、ヘブンの冷たく閉ざされた心を溶かすのはトキしかいないという事ですね…!
4、きっと破局した(というか結婚話をヘブン先生から断った)ことが推察されたので、ヘブンさんがメジロを逃がしたことで、もうリヨさんを過去のことにしたい、いただいたものは全て手放して忘れたいのだろうと、おトキさんは容易に考えが行き着くわけで。だから、私には気がよく回る娘なんだなあ、おトキさんは、と思いました。当然、ヘブンさんもそれに直ぐ気がついて笑顔に。なんだかこのことで、ふたりが初めてお互いの心に触れ合ったような気がしました。
今日のこの展開は、数ある朝ドラの中でも出色の出来栄えだと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9fc641140f2328c46ea222260085d9f7ebba30cb,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]