中国軍の戦闘機による自衛隊機へのレーダー照射事件は、12月6日に発生しました。この日、中国の戦闘機は日本の自衛隊機に対して二度、火器管制用レーダーを照射しました。これはミサイル発射のための「ロックオン」状態にするものであり、攻撃準備の一環とされています。岩田明子氏はテレビ番組でこの行為が「非常に危険」であり、「完全に威嚇行為」であると指摘しました。

彼女は、中国が軍事力を誇示し、日本に対する抑止力として使用していると分析。また、米中首脳会談を控え、中国が国際的に存在感を示そうとしている可能性があると述べました。さらに、彼女は「国際社会の包囲網」の重要性を強調し、中国、北朝鮮、ロシアの軍事的結束が強まる現状で、有志国の協力の必要性を訴えました。

この事件は、日本の安全保障体制の脆弱性を露呈しています。中国のレーダー照射行為は、国際法を無視した挑発行為であることは明らかです。日本の領空を守るための施策が求められる今、まずは自衛隊の装備や技術を強化することが急務です。次に、外交ルートを通じて中国に対し厳重な抗議を行い、国際社会としてこの問題に取り組む必要があります。さらに、多国間で軍事および経済協力を深化させ、中国の行動を抑制する抑止力を高めることが重要です。

この事件を通じ、国際法を尊重し平和を維持するための努力が、いかに必要であるかが浮き彫りになりました。私たちは、平和と安全を守るために積極的に行動することが求められています。

ネットからのコメント

1、日々エスカレートさせ、最近では軍事的な威嚇行為に発展させていますが、そうした行動を見せれば見せるほど、日本としてこのままの防衛体制では足りない、更なる防衛力の強化が必要だと考えざるを得ません。すなわち、高市政権の弱体化や終焉を目論んでいる隣国の思惑とは真逆の動きで、むしろ、隣国の圧力が強まれば強まるほど高市政権の支持率を強固にさせているということになっているように思います。

2、世界が中国の軍拡に時間を与え過ぎたとの指摘は、おっしゃる通りです。日本もまた、多額のODAや技術協力を通じ、中国の経済・軍事基盤形成に一定の余地を与えてきました。見返りとして返ってきているのが尖閣への圧力や領空・領海周辺での執拗な示威行動です。自虐史観に縛られ、相手の行動原理を直視しない態度がもたらしたツケが、いま形となって現れています。

国際社会の包囲網、価値観を共有する有志国の結束こそ、抑止力の核心です。中露北の連携が強まる中、日本は日米豪英などとの協力をさらに深化させ、情報・防衛・経済安全保障の全領域で厚みを持たせる必要があります。それにはスパイ防止法、インテリジェンス強化、核シェアなど同盟国と共有する。力の裏付けのない外交は無意味であり、抑止力こそが戦争を防ぐ唯一の現実的手段です。中国と戦う気か？と反論が出ますが、危険なのは力の空白で敵が割に合わないと躊躇させることです。

3、この件に関してはEU.アメリカを始め、世界中の多くの国々が中国の横暴ぶりが目に余るとコメントしています。大変だ！中国を怒らしてはいけない！と騒いでいるのは、なぜか日本のメディアなんですよね？国益と言うことを全く考えないメディアだと言うことをしっかり覚えときましょう。

4、中国の戦闘機実戦経験のある戦闘機はあるのか？F35丸パクリのJ-20のエンジンも自国製は耐久性難ありというのは割と有名な話だ。長時間使えるまともなエンジンはロシアだよりらしい。

実戦でどの程度使えるか早く見せてもらいたい。