11月26日、香港・大埔区の高層タワーマンションで火災が発生。火災は2日間続き、7棟が焼失し、12月3日時点で156人の死亡、約30人が行方不明となった。火災拡大の原因は、竹材を用いた可燃性足場と窓の発泡スチロールが延焼を促進したこと、強風が煙突効果を引き起こし、火が広がったことである。日本でもマンション火災の発生が増加しており、電気機器トラブルによる出火が多い。
総務省消防庁によると2025年第1四半期における共同住宅火災件数は2048件で前年を上回るペースだ。

この悲劇には何とも言えない異常性が潜んでいます。可燃性の竹材による 足場や発泡スチロールの設置がこの火災の規模を拡大したのは、明らかな施工管理の欠陥です。さらに、火災報知器が正常に作動しなかったことは、多くの命を奪いました。この深刻な課題を解決するためには、まず工事での材料の見直しが必要です。次に、防火設備の点検と正常運行の徹底を図るべきです。そして、強風対策として構造設計を再考することが求められます。火災のなかで亡くなった方々への哀悼の意を示しつつ、今後同様の悲劇を防ぐために、早急に制度の抜本的な改善が必要です。原因と結果の軽視がこのような悲劇を再び生むことは決して許されません。
ネットからのコメント
1、海外のマンションにはベランダ(バルコニー)はあまり見掛けないですね。恐らく日本のように外に洗濯物を干さないから不要なんだと思うけど。高層マンションの上階なら仕方ないがある程度の高さのマンションならベランダがある方が救助活動もスムーズになるように思います。それに日本では同じような高層マンションの火災は起こらないかもしれないが先日の大分県のような大規模火災は発生するので注意は必要ですよね。
2、薪を縦に組んで送風機で風を送ったようすを想像しました日本でも起きた大火はかなりの風が影響したと思いますもし自分がこのマンションに住んでいたら逃げる事もできずに短時間でも絶望的な恐怖だったでしょう火事の原因はわかっていないようですが作業員か通行人のタバコとかでしょうか?これほどの被害になった原因はいろいろ言われていますがあまりに悲惨過ぎる状況です
3、マンション火災は日本でも度々起きていますね。最近では南千住のタワマンであったと思います。周囲にほとんど延焼することは無かったと思います。世界を見回しても、大規模な延焼が起きているのは、質が低いいわく付きのマンションばかりです。
世界的な範囲で見れば、マンション火災はそれなりに発生しているはずですが、日本で報道されないのは大きな延焼が無いからだと思います。
4、香港の様に足場や目隠し素材に多くの可燃性素材を使えない日本では容易には今回の様な火災が起こる事は考え難い。しかし、防災システムを切る等の人為的な行為は日本でも十分有り得る。いくら法整備が成されていても人が故意に破れば何の意味も無いし、過失による事故が絶対に無いとは言い切れないはず。完璧に見えるセキュリティでも、ほんの小さなミスや怠慢から綻びる可能性は十分にある。そのためにも防火扉を塞がない事や消防設備の点検の徹底こそが大切なのでは。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ddc2d76f46c8fe07c3b8e0116e65553a136715c2,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]