9日の衆院予算委員会では、立憲民主党の本庄知史議員が高市早苗総理を厳しく追及しました。コロナ後最大の133.5兆円に上る歳出を巡り、本庄議員は、財政の持続可能性についての具体的な根拠を問いました。高市総理は、成長率の範囲内で政府債務残高の対GDP比を引き下げていく計画を説明しましたが、本庄議員はその具体性に疑問を呈しました。
議論は、2025年度から2026年度におけるプライマリーバランスの黒字化達成可能性に及びましたが、政府の計画は具体的な数字を欠いており、財政健全化への明確な見通しが示されませんでした。本庄議員は答弁の不一致を指摘し、より具体的な政府の対応を求めましたが、結局明確な結論には至りませんでした。

この議論は、国の財政管理の透明性と具体性の欠如を浮き彫りにしました。高市総理の答弁は、「成長率の範囲内」や「適時適切な判断」といった抽象概念に終始し、現実的な施策への落とし込みが感じられません。本庄議員が指摘したように、財政健全化には具体的かつ指標に基づいた管理が不可欠です。今後の改善策として、まず、財政目標の明確化と具体的な行動計画の策定が必要です。この中で、歳入歳出管理の徹底、成長率に頼らない多角的な財源の確保、財政政策の透明性向上が求められます。
これらを実行することで、国民の信頼を取り戻すとともに、実効性のある財政再建が可能になるでしょう。また、理念に囚われず経済実態を直視し、時代に即した政策展開が不可欠です。このような対策を怠れば、将来への負の遺産を残すことになりかねません。
ネットからのコメント
1、政府債務残高の対GDP比はGDPが伸びれば下がっていきますね。だからGDPを伸ばす政策が大事なんですね。それを立憲は信用できないと言われるわけですね。プライマリーバランスの黒字化を急ぎたいと言うわけですね。増税を急ぎたいということなんですかね?それならまずは議員定数削減を急いだほうがよろしいかと思いますね。
2、プライマーバランスを重視して、今までのように緊縮予算で、今の状況を好転できるのだろうか。高市総理は、逆質問をしたいところでしょう。前提が違うのだから、噛み合うわけがない。国会中継を見ていていつも思うのだが、質問者も、だったらどうするという、案を出さないと批判だけになってしまう。
3、立憲の議員って自分の思う通りの答弁がされるまで絶対に納得しないし、しつこく同じ質問を繰り返す。
しかも揚げ足取りな質問ばかりだから、立憲の言う噛み合う答弁、即ち立憲の思う通りの答弁はされないので一生噛み合わないでしょうね。そんな立憲は有権者に辟易されてるのに、いい加減、質問の仕方を変えるとか質を上げるなどして前向きな答弁を引き出す方にマインドセットしないのかね。
4、噛み合った発言が例の台湾だったことをわかってるのかな立憲共産党は、やっぱり中国共産党のスパイが入っていますかと疑うような存在です総裁選後に中国にお伺いを立てたかのような行動をとった公明党もですけど国会閉会する時にやはり解散総選挙やった方が国益でしょう
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c1a1318fe46d7ffe67f4300a3c9d3b1c3256cdf5,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]